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幸福日和 #013「自分の肩書きを書き換える」
みなさんは
学生さんでしょうか?
それとも社会人?
中には、自由人もいるかもしれませんが、
それぞれに「自分を証明するもの」を
普段から持参していると思います。
例えば、学生証や会社の名刺など。
それを自分の目の前に置いてください。
普段は肌身離さずに持ち歩いているけれど、
実はそれほどきちんと、
目にしていないはずです。
しばらく、じっと見つめてみてください。
✳︎ ✳︎ ✳︎
おそらく、
そこには自分の名前が書かれているでしょう。
そして名前の上に、
あなたの「肩書き」となるものが記載されているはずです。
例えば、所属している学校の学部、
または組織の役職名。
そこには、あなたが日常的に担っている役割が
記載されていますよね。
その上に、肩書きが隠れるように
小さなシールか紙をかぶせてしまうんです。
あとですぐに剥がすのですから、
気軽に上から隠してしまいましょう。
そして、
その上に自分の理想としている肩書きを書いてください。
本当は「主任」と書いてあるけど、
上から被せて「部長」と書いてみる。
「社長」でもいいですよ。
「経済学部1年」と書いてあるけれど、
「博士課程2年」と書いてみる。
ここでコツなのは、
今の自分の肩書きよりも上の立場をイメージして書いてしまうこと。
✳︎ ✳︎ ✳︎
そうして、書き換えた自分の肩書きを
再びじっくりと見つめてください。
そこには、
あなたはどのように映っていますか?
そんな自分の一日の生活を
目を閉じてイメージしてみてください。
朝からどのように活動し、
夜はどんな人と交流し、何を学び、
休日は何をしていますか?
おそらく、そこにはあなたの今の日常とは
少し違う自分の姿が見えてくるはずです。
✳︎ ✳︎ ✳︎
人は意識していようとしていまいと
自分の肩書きに縛られて生きているもの。
もっと可能性があるのに、
「肩書きの範囲だけ」しか自分を活かしきれていない。
そんなことはありませんか?
そのために、
一旦、肩書きというものを外してみるんです。
もっといろんな肩書きに変えて遊んでみてください。
そんな自分をイメージしていくと、
日常がもっと気楽で自由に感じますよ。
そして、本当は自分が、
何をしていきたいのかも見えてきます。
あっ。
きちんと最後は、
目隠しは剥がして、
もとの肩書きに戻しておいてくださいね。
誰かに見つかったら、
面倒ですので、、、、、笑
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