言葉の羅針盤【第4話】

一個人の平凡な経験や言葉でも、
それを必要としている人が、
この広い世界のどこかには必ずいるのだと思っています。

なにも特別なことを語ろうとしなくてもいい。

同じ目線で歩いている人、
同じ問題で悩んでいる人にさえ届けばいい。

そう思いながら今日も言葉を綴っています。

年代を超えて、性別を超えて、
そして国境や時間をも超えて、
誰かに伝わることを信じて、伝えてゆくこと。

この孤島の周辺に広がる海は、
実は、ただの海ではないのかもしれません。

そんなお話とともに、
僕の言葉との向き合い方をお伝えします。