資料:OpenAIChatクラス
freeeラボ内で紹介している記事には、OpenAIのAPIを利用しAI(LLM)をプログラミングに組み込んだスクリプトが頻繁に登場します。
Google Apps Script(以降GAS)を使ってOpenAIのAPIにリクエストを送るスクリプトは何度も登場するため、このスクリプトをクラスにまとめて再利用性を高めています。
この記事では、OpenAIChatクラスを参照用に紹介し、アップデートがあった場合には更新するための資料記事です。
クラスとは?
ノンプログラマー(プログラミング&ITを専門としないビジネスパーソン)にとってクラスの概念は非常にわかりづらいです。
よくある説明だと…
と、ちんぷんかんぷんです。
freeeラボでは、クラスを「コードの再利用性が向上し、同じコードを繰り返し書く必要がなくなるもの」と簡易に定義しています。
よく使うコードをまとめておく
プログラミングで書くコードや関数を「再利用性が向上し、繰り返し書く必要がなくなるもの」とするには、共通の特徴でまとめておくと便利です。
共通の特徴とは例えば、Gmailの操作だったり、Googleカレンダーの操作だったりです。
Google Apps Script(以降GAS)では、こうした定番の操作を最初からひとまとめにしておいてくれています。
独自クラス
GASやJavaScriptには、最初から多数のクラスが用意されていますが、それでも個人的によく使う操作や関数群というのが出てきたりします。
こうした場合に活躍するのが独自クラスの作成です。
私は、「この操作はこの後もよく使いそうだな…」と思ったものは、同一の特徴を持ったものと併せてクラス化できないかな?といつも考えます。
外部サービスのAPIを使ったプログラミングは、そのコードが複雑化しやすいです。それでいて、どういったリクエストを送るかはサービス側の仕様によるため、毎回調べて書くのは大変です。
ということで、個人的にはAPIへのリクエストはクラス化しやすく、恩恵が大きいと思っています。
OpenAIChatクラス
まず以下の記事を参考にOpenAIのAPIキーを取得します。
続いてOpenAIChatクラスをGASのプロジェクトに追加し…
APIキーを取得しプロパティストアに格納
testOpenAIChatAPI()関数を実行してテスト
してみてください。
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