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『禁断の奥義』スプレッドシートから請求書を一括作成する

全国のfreee loverの皆さんこんにちは!
もうすぐ夏が終わりますが、まだまだ暑いですねー。そんな暑い夏を涼しくしてくれる以下の新料金形態をすでにご存知でしょうか?

freee会計でこれまで提供していたcsvインポート機能から作成した受発注書類(見積書/請求書/発注書)帳票メール送付が2024年の7月新プランから従量課金化されます。

新プラン移行に伴う受発注書類CSVインポート従量料金化について

請求書をメールで送るのに95円/件かかるんですって…

がしかし、freeeloverは、csvインポート機能を使ったことがありません。freee請求書が分離される前(=インボイス以前)は、確か上位プランだけの機能だったはずで、庶民はそもそも使えなかった記憶があります。

で、どうしてたかというとスプレッドシートからAPIで請求書を一括作成しておりました。

しかし、件のインボイス導入以降、freee請求書が会計から分離され、壮絶Google Apps Script(以降GAS)の書きかえ作業が発生したのも良い思い出です(辛かった)。

ということで今回は、スプレッドシートからAPIで請求書を作成するスクリプトのご紹介です。

注意:現時点ではAPI経由で登録した請求書のメール送付は従量料金の対象となっていないかと思いますが、今後どうなるかは不明です…


請求書作成用のシートを用意する

基本的にスプレッドシートに請求書作成用の項目をヘッダーに持ったシートを用意します。

この項目は、前回の記事で紹介した請求書の概略や明細とかぶる部分が多いので、まずは請求書の取得から挑戦するのがオススメです。

請求書作成用シートのヘッダー項目は、基本的にfreeeの請求書APIリファレンスの請求書の作成の項目に列挙されているリクエストボディの値に順じます。

スプレッドシート側で用意すべきヘッダー項目の一覧は以下です。

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