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第一回 「F.C.G.R.発足!!」

こんにちは!
Freedom Custom Guitar Research(以下F.C.G.R.)代表の深野 真です。
この度、F.C.G.R.としてブログを始めることになりました。
記念すべきブログの一発目としては、代表である深野自身が当時(1998年)のことを振り返りながら、
F.C.G.R.発足の経緯をお話したいと思います。

“ 何故?自身で会社を始めたのか?? ”

  • “ お前、そこまでできんなら自分でやったらどうだ ” と、師匠(木戸宏 氏)に背中を押されたこと。

  • “ もう死ぬまでこの職業をし続けよう ” と、腹をくくれたこと。

  • “ 自分自身が理想とする職場を作ろう! ” と、思えたこと。

以上が事の始まりです。

◆“ 師 ”が後押しするキッカケとなった、自作オリジナルギター◆

“ 社名に託した思い ”

海外のほとんどのメーカーは、その創業者の実名がそのまま会社名、ブランド名となっていますよね。

自身の理想を詰めて行く新しい会社に、何故「深野ギターズ」とか、創業者である私の名前を付けなかったのか?

開業前に散々悩み尽くした結果

 「最初から自分一人ではなく仲間と一緒にやろう!」

との結論に至れたからです。

F.C.G.R.は創業当時から社員を雇い、分業体制で仕事をしています。
これは以前の職場が分業体制で、一つの楽器を作り上げる良さを体感していたからです。

同じ意思有る者が集い

 「何故?どうして?何の為?を皆で探求していくことを生業としたかった」

からです。

 「それをどんなスタンスでやるか?=自由な精神、意思の元に」 

つまり

 「自分がやって行きたいことをそのまま会社名に」

コレが ” Freedom Custom Guitar Research ” という社名の由来です。

なんか格好いい感じのことを言ってますが、実は開業届を出しに行く直前まで決めていた名前は「フリーダムカスタムギター“ファクトリー”」だったんですよ(笑)

ちなみに、その名前で始めようとしていたので、弊社の工場の入り口のシャッター(今は上がったままなので見られませんが)には、現工場長の塗装職人である船越が手書きで丹念に書き上げた ”Freedom Custom Guitar Factory” のロゴ(今と同じ様なサイケデリックな四角いロゴ)が描いてあります!

そこまで社屋を作業したにもかかわらず、届け出る寸前に

 「自分が本当にやりたいことは、ギター工場を立ち上げることではない!」 

ってことに、気づいたんですね・・・。

 「最高の1本って?何なんだ??」⇒これを模索していくことだ」

と。

音楽、そして楽器と音を通じて、人の笑顔に出会っていくことだ・・・って。

そんな紆余曲折もありつつ現在の社名となった訳です。 それは1998年の春ごろ、ちょうど今頃の季節でしたね。

次回は、「F.C.G.R.製造拠点、 “ なぜ、町屋? ” 」 をお話したいと思います。

深野 真

*当記事は2017年4月17日の投稿記事を再掲載したものとなります。登場する人物・製品名・各種名称等は現在とは異なる場合がございます。

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