クレオパトラのギター ~黄金のサウンド~
今回は・・・ “ Cleopepper ”
「クレオパトラのギターです!」
皆さんはクレオパトラと聞くと、どんな事を想像されますか?
世界三大美女の一人
絶世の美女
魅力的な話術と小鳥のような声
とかですか?
今回も色々と調べてみると色々知らない事だらけですね。
知らな過ぎるだけかもしれませんが。。。
“ クレオパトラ ” って名前の方は何人もいて、一般的に知られているのは「クレオパトラ7世」なんですね。
そして古代エジプト、プトレマイオス朝 最後のファラオ。日本語で言うと王様だったのですね。
「意外と顔立ちは普通で、特に美人ではなかった」なんて説もありました。
でもそれでは夢がないので、まず初段で考えるに際にはもちろん・・・
「絶世の美女クレオパトラの為のギターを考えました!」
ご本人の顔はわからないので・・・
「モデルは映画 “ クレオパトラ ” の エリザベス・テイラー です!」
余談ですが、このコーナーの絵は全て F.C.G.R.の深野恵子 がすべて手書きしています!
いつも僕らの幼稚な絵を凄い絵にしてもらって毎度毎度ビックリ&感動しています!
● ポイント1
絶世の美女クレオパトラのギター、古代エジプトとなると全体的に黄金に輝いていないとダメでしょう!
「ネックもボディも黄金に輝くように金箔と黄金で装飾してあります!」
● ポイント2
ボディ中央に古代エジプトの主権、王権、神性の象徴であるコブラ!
「黄金の羽で囲むようにし、ラピスラズリなどの宝石も散りばてみました!」
更に・・・
「ジャックを指すとコブラの目が怪しく光ります!」 ※要9V電池
● ポイント3
「ヘッド、ペグ、ネック全体にも金箔と黄金で装飾をしてあります!」
※ 大きめなヘッドと装飾のせいでヘッド落ちしやすくなっています
● ポイント4
金色だけでは寂しいので
「指板・ピックアップ等、パーツに天然由来の顔料で塗装をし、更に華やかさを演出!」
● ポイント5
流石にここまで凄くゴージャスなギターですのでしっかり盗難対策、そして絶世の美女ですが一国の主でもあるクレオパトラ。綺麗なだけではなく恐ろしい部分も隠し持っていたであろうとの事で・・・
「ボディ中央のコブラ、コントロールノブも兼ねている喉元には毒を仕込んであります!」
最後はコブラに自らを噛ませ自殺したそうなので、コブラではなく “ このギターに仕込んだ毒で死んだ ” なんて設定もありかな~、なんて事も考えました。
実際はビビッてコントロールノブは素手でイジれませんでした!棒で回す事を試みましたが、表面がえらいツルツルでダメでした。。。
そのせいでクレオパトラの口癖や寝言は 「回んね~よ」、「惜しい!」 が頻繁に使われていたそうです。
● ポイント6
「もちろんストラップは黄金で、肩パッドにはコブラの革を使用!」
本当に作ったらストラップだけで、とんでもない値段になりそうですね (笑)
如何でしたか?
実は凄い裏話がありまして、諸々ゴージャス!、ストラップ単体でも豪華、高価なのは良いが・・・
「金やら装飾やら重過ぎて持ち上がらず、床に置いてスライドギターを弾いていました!」
ロバート・ジョンソンよりも遥か昔からの隠れた名手という話も・・・。
どうぞ皆さんも「勝手にクレオパトラのギター」を是非考えてみてください!
木工長:郷右近(ごう)
*当記事は2017年12月27日の投稿記事を再掲載したものとなります。登場する人物・製品名・各種名称等は現在とは異なる場合がございます。
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