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材木の計量 “ アタリ、ハズレが無いように ”

音を左右する重要な要素の一つ “ 完成重量 ” 、その一端を担うは “ 材木の計量 ”

F.C.G.R.では

“ 各モデルに応じた音の落としどころを守り、個体によるバラつきがなるべく無いよう心掛けております ”

突っ込んだ話をすれば同じモデルでも千差万別ではあります。

ですが、「A店の個体は良かったけど、B店の個体はいまいち・・・」 ということは避けたいと考えます。

そして、「A様もB様も、同じように満足していただきたい」とも考えます。

例として “ 超重いアルダーのST ” と “ 超軽いアルダーST ” では音の違いが出ることは想像できますね。

重要な管理要素の一つ “ 材木の計量 ”

全ての材木は入荷後に計量を行い、PCに送信の上でデータ管理をしています。

製作の際は…

  • 材木 の長さ

  • 材木 の厚み

  • パーツ重量(ネジ1本単位)

を基にした数式により、モデルに応じた想定重量が算出されます。

こうすることで多少の誤差はあれど、大幅な個体差が生じることを防いでいます。

逆にいえば、ある程度の狙った範囲に落とすこともできます。

※ その時にある材の兼ね合いや、角材の中で使用される部分(場所による木の詰まり具合の影響)等々ありますのでドンピシャな重量は難しいです。

良い楽器を作るには、この様な地道な作業も “ 重要 ” となります。

F.C.G.R. Factory Manager:船越


*当記事は2017年4月17日の投稿記事を再掲載したものとなります。登場する人物・製品名・各種名称等は現在とは異なる場合がございます。


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