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ローズウッド

今回のグっときた!材料は…

“ ローズウッド ”

「ローズウッド?」

ローズウッドだけでは色々と種類があってわからないですよね…。

ツルサイカチ属のハカランダやアフリカンブラックウッド。

指板材、ネック材等々で使われる色々な種類のローズウッド。

今回は・・・

「オールローズのギターが作れちゃうインドローズ材です!」

そのインドローズで スペシャルな “ Pepper を作っちゃいます!

そして今年の “ 2018楽器フェア ” にてお披露目しちゃいます!!

オールローズのペッパーは5年前イベント用に1本作った事があったのですが、それ以降作っていませんでした。

材料は使い切ってしまったので出来ない状況でもありました。

そこで3年前位になんとなく材木屋さんに相談して購入し、倉庫にまたまた内緒で寝かせてあったのです!! (すいません!謎の過大経費すっとぼけておりましたが原因は自分かも?!笑)

ついでに書いちゃいますが、 昨年からワシントン条約で色々と厳しくなってきてます。今のところインドローズの指板材に関しては特に問題なく入荷していますのでご安心を! 今回のローズ材はワシントン条約に載る以前に購入した物です。まぁ、別に今も輸入や購入しちゃいけない訳ではないですが。(笑)

今回はローズウッドを使った “ Brown Pepper ” と同じ構造。

厚みのある長いローズウッドを2本使い

  1. ボディバック

  2. ボディトップとネック

◆ネック

1Pネックではなく、ペッパーと同じく貼り指板です。

材の厚みがあったので、指板も同一材の上の部分をカットして使っています。

つまり張り指板仕様なので、敢えて “ 指板材 ” と “ グリップ材 ” にカットしてから張り合わせます。

なかなか上手く出来たので、パッと見 1Pみたいな感じに仕上がっています。

◆ボディ

トップはネック材と同じローズ材でブックマッチ(材張り合わせの手法)にしています。

トップ・バックで木目は違いますが、双方木目の感じも良く色味の違いも少なく良い感じに仕上がっています。

なかなか通常のペッパーシリーズの様に数多く作れるものではないので、是非 “ 2018楽器フェア ” で「見て 弾いて みて ください!!」

そしてまたの機会があれば他ペッパーも作ってみたいですね!

木工長:ごう(郷右近)

*当記事は2018年8月13日の投稿記事を再掲載したものとなります。登場する人物・製品名・各種名称等は現在とは異なる場合がございます。

Brown Pepperは、2023年12月より製品名をTE Pepper HollowⅡに変更いたしました。

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