さよならトゥイッター
Twitterの仕様が変わり、1日に閲覧出来る投稿の数が限られてしまった(らしい)。
これにより多くのTwitterユーザーは規制された時用のアカウントを作成したり、別のSNSに移行したりと、ソーシャルネットワークサービスの継続をするために何らかのアクションを起こしている(らしい)。
私もTwitterの閲覧は半ば無意識的にしてしまう方だが、意地でもTwitterに縋りつきたいというほど依存してはいない。多分。
むしろ閲覧が制限されるなら無駄な時間を節約出来て良いだろう。もともとiPhoneのスクリーンタイムでTwitterの閲覧時間を1時間までに制限している私にとって今回の仕様変更は何の痛手もない。
しかし今回の変更で多くのユーザーが「What the fu×k!?」とシャウトしたことは予想だに難くないだろう。
何故このようなことが起きるのだろうか。
最近放映されている日清のCMは良くない方向に迷走を続けているが、あれと同じことなのだろうか。
そんなCM流したら購買意欲が増すどころか逆に減退するだろう、と言いたくなるようなCMを作る人間がこの世界に存在しているという事実、それすなわち「こんなことやったらユーザーが離れていくだろう」という未来を描けずにTwitterの仕様を変更する人間もこの世に存在するということを示唆しているのである。
いや、もしかしたらイーロン・マスクはそれさえも見越して「現代人はネット見過ぎだから外に出て森林浴でもしてこいよ」というメッセージを間接的に与えているのかもしれない。もしくはTwitterが心ゆくまで閲覧出来ないことに絶望した人間が漏れなく全員自決を図るだろうという恐ろしい先読みをし、最終的には世界的な人口削減を目的としているのかもしれない。そしてそのようなことを考えている陰謀論者は人知れずサイバー追跡によって全世界にポルノサイトへのアクセス履歴を晒され、社会的に抹殺されることにより結果的ににはイーロン・マスクの牙城を築き上げるのに一役買うことになるだろう……というのは冗談ではあるが、一部のTwitterヘビーユーザーにとって今回の事態は冗談では済まされないようだ。
私も中高生時代はTwitter中毒者みたいな生活を送っていたので気持ちはわかるが、人間には何かを手放す機会というものが必ず訪れるものである。
私は昨今の仕様の変わりぶりを見てもうTwitterからは極力距離を置くように努めるつもりであるが、改めてTwitterという狭い半匿名コミュニティの中で多少なりとも関わりを持った読者諸兄に感謝を申し上げたい。
さようなら、すべてのアニメアイコン……。