梁川崇 | Takashi Yanagawa
iOSのショートカットを用いた技術記事のまとめです。
今までの全ての私の記事の中で、まずはここから読んでほしい!と私が考えているものをピックアップしたマガジンになります。自分の価値観が強く反映された記事がほとんどなので、梁川を知りたいという動機でお読みいただいても楽しめるかなと思います。
はじめにこの度、日本評論社様より川口康平・澤田真行著『因果推論の計量経済学』をレビュー用にご恵贈いただきましたので、内容を通読した上での書評を投稿いたします。 私は一橋大学経済学研究科の修士課程に在籍しており、実証産業組織論を専攻しています。研究では主に構造推定を行っていますが、構造推定に固執することなく、興味のある対象の背景や研究デザインに応じて使い分けています。 書籍の紹介本書は理論化や応用家が独自に論じてきた因果推論の理論・実証を接続し、さらに、どちらの立場の人間が
趣味は誰かとの競争を伴うか否かで2つに大別できる。私の趣味は専ら前者であることが多く、大学生が没頭しがちなゲームや麻雀を自分も好んでやっている。 ゲームも麻雀も、大多数の人にとっては余暇の時間に取り組まれるものであり、そのモチベーションも楽しむことであるのが大半だ。一方で、私は勝つことを目的に取り組んでおり、必然的に趣味を通じて知り合う人も勝つことを目的にその趣味を続けている人になる。 趣味を通じて知り合った人々の私生活を知ると、いつも驚かされる。彼らは寝ても覚めてもその
お久しぶりです。 最近、作業をするときにポモドーロ・テクニックというものを取り入れることにしました。一般的なポモドーロ・テクニックは以下のようなステップに沿って行われます。 効率性が上がっている、気がする作業してみて最初に感じたことは、作業が持続するという実感でした。定期的にやってくる休憩時間によって強制的に休憩をとらされ、疲れがたまりきらないからです。 普段の作業では休憩は今の作業に飽きたら取るようにしていたのですが、それではそれぞれの作業ごとに休憩を取るタイミングが
本記事では、同一ディレクトリで後から連番を開始したファイルがあった際に、一番目のファイルも連番にするコードを実装します。 具体的には、以下のような状況を解決することを目的にします。 Bad root├─hoge.pdf├─hoge_2.pdf├─hoge_3.pdf├─hogehoge.pdf├─fuga.pdf├─fuga_2.pdf└─fuga_3.pdf Good root├─hoge_1.pdf├─hoge_2.pdf├─hoge_3.pdf├─hogehog
夏休みを利用して、熱海にワーケーションをしてきました。ワーケーションといっても、インターンシップの裏作業が中心でしたが…… 働き方を見直そうという近年の潮流とコロナ禍によるテレワークの浸透が合わさって急速に普及したワーケーション。先日体験してきた所感をまとめたいと思います。 率直な感想: とても充実した!もとより私は、旅行先の観光名所を巡るような移動の多い旅行は好きではありません。休日に行く旅行は心身を癒すことが目的であり、旅行をしたことで疲弊していては本末転倒だからです
大学生になると周囲の大人(社会人を指します)から「若いうちに挑戦しておけ」とご忠告をいただくことが増えました。高校生までとは違い、自分で自由に行動できる幅がグッと広がったためです。 しかし、自由な行動には必ず責任が伴います。例えば、学生グループがドライブに出かけ、スピード違反で事故を起こし全員死亡した、などというニュースは毎年のように聞かれますが、高校生はそもそも免許を取得できませんから、このような手痛い責任を取ることはありません。 こういった行動に伴う責任というのは、概
先日、私の好きなことについて記事を書きました。 今回はその反対、私の苦手なことについて書きたいと思います。得意不得意といった能力の問題ではなく、好きか嫌いかといった性格由来の話ができたらと思います。 飽きっぽい私を少しでも知る人なら誰しも、私が飽きっぽいことを知っていると思います。同じことをずっと続けるのが苦手で、集中力があまり持続しません。勉強やアルバイトなどで一定時間同じ作業を継続する必要があるときは、音楽やラジオを聴きながら作業したり、人よりこまめに休憩を挟んだりし
iOS標準の写真アプリにはアルバム内の写真を自動で切り替えながら閲覧できる機能「スライドショー」がある。過去のバージョンではスライドショーはランダムな順番で写真を流すことが可能であったが、この機能は既に削除された。 本ショートカットはこの問題を解決するために、選んだ写真をシャッフルした新たなアルバムを作成し、さらにそのアルバムを開くことを目的とする。 準備①以下のリンクからショートカット本体をダウンロードするか、自分で作成する。作成の手順は後述の「ショートカットの作成方法
皆さんが好きなこと、やってて楽しいことは何ですか。 私は何かを作ることが好きだと最近になって気付きました。 この記事もそうですが、何かを作り上げるときには自分で設計図を作り、それを具体化し、現物に落とし込むといった手続きが求められます。これらの作業は初めは何もなかったところから完成品になるまでのストーリーを自分の手で作り上げることができるため、やりがいを感じられるし、愛着も湧くものです。 最初は戦略家だと思っていた高校生までは、私は戦略を考えることが好きなのだと考えていま
先日、サブモニターを買いました。買ってみて良かったこと悪かったこと色々あったので、個人的な感想をまとめたいと思います。 購入に至った理由・購入までサブモニターを購入しようか考えるきっかけになったのは、大学の指導教員の先生がご自身の研究室でPCをマルチモニターで使用していたことでした。私が購入したモニターより数段大きいものを使用していた先生は、机に向かいつつも背もたれにもたれかかりながら作業しており、非常にリラックスしている印象を受けました。 一方で、当時の私は長時間のPC
新型コロナウイルス感染症が巻き起こした未曾有のパンデミックからちょうど2年が経とうとしている。私たちの生活はこの2年で大きく変化することを余儀なくされた。その一つにマスク着用があるだろう。従前はマスクを着用していなかった人も含め、ほとんど全ての日本国民がマスクを着用する期間が2年間続いた。 しかし、来る3月13日より政府の指針としてマスクの着用が個人の判断に委ねられることとなった。この発表を受けた国民の意見はさまざまである。マスメディアもどう扇動するか決めかねている様子であり
今回は短いです。 以前、私は大学のイベントでもらったアイマスクをつけて寝ていましたが、難点が3つありました。 眼球が潰される感覚がある 目がちゃんと隠れない マジックテープが枕カバーに張り付く 特に3つ目は致命的で、後頭部が枕カバーとくっついてビリビリ……となり最悪の寝心地でした。 なんとかしないとな……と悩んでいた矢先、知人がこんなツイートをしていました。 知人から紹介されたのはこちらです。 早速買ってみました。 つけ心地に窮屈感がない 目がちゃんと隠れ
一般に、統計解析うんぬんを触れようとした人にとってR, Python, LaTeXの環境を手に入れることは必要不可欠である。どれもクラウドベースでの実行環境が無料で利用できるが、カスタマイズ性や処理性能に難があり、できることならば個人のマシンに環境を構築しておくことが望ましい。 ところが、一概に環境構築といっても様々なものがあり、デファクトスタンダードのようなものは存在しない。なぜなら、ユーザーの利用実態・マシンスペックによって最適な環境が異なるからである。 本記事では、
こんにちは。 2023年も始まりはや1か月が経ちましたが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?私は学期中ごまかしごまかしでしのいでいた体の各所の不調を直すべく、病院に通いまくっております。 さて、本記事では本年にやろうと思い立った60のことをここで書きだそうと思います。書かないとやらないということと、年の暮れに振り返りたいという2つの目的から書くことを決めました。 カテゴリとして「動く」「食べる」「買う」「遊ぶ」「作る」「学ぶ」「行く」の7項目を設定しているので、そのカテ
私は朝に起きるのが大の苦手である。そのため何個もアラームをセットしてから就寝するのだが、アラームを一つ一つオンにしていくのは手間に感じられる。そこで、iOSのショートカットを用いてこれを自動で行うショートカットを作成する。 本ショートカットでは起床時間から前あるいは後に自由な個数のアラームをセットすることができる。アラームごとの間隔も自由に設定できる。 説明の途中でショートカット名であることを強調するために「Set alarmsショートカット」と書くことがあるが、短縮化の
2023年8月17日追記: 先日のiOSのアップデートにより、ショートカットに「画面をロック」というコマンドが追加され、下記のような面倒な手順を踏まずとも簡単に寝落ちタイマーを作成可能となった。 従来では画面をロックするために低電力モードに設定し、低電力モードの一定時間後画面自動ロックの機能を利用していたが、画像の通りその部分が一つのコマンドで代替できるようになった。そのため、オートメーションの作成はもはや不要である。 しかし、複数のアラームを一括でオンにするショートカッ