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【心理学】好意の返報性|好意の無限ループ
人から親切を受けると自分もその人に親切をしたいと思ったことがあると思います。
恩を返す(自分にとってよいことをしてくれた相手に感謝し、それにふさわしい行為をして返すこと)と言う言葉があるように、人の心は好意を受けると同じだけの好意を返したいと思うようになっています。
これを”好意の返報性”と呼び、日常でもビジネス・人間関係でも良く使われています。
好意の返報性
好意の返報性は日常の様々な場面で見かけます。
例えば、
試食
→試しに商品を食べさせてもらったから、商品を購入する。
接客
→丁寧に時間をかけて接客をしてもらったから、購入する。
SNS
→フォローをしてもらったから、フォローを返す。
上記は簡単な例ですが、これらも好意の返報性に当たります。
あまり意識したことがないかもしれませんが、経験したことがある人は多いのではないでしょうか。
好意の返報性という言葉を知らなくても、普段の生活の中で知らず知らずの内に行っている人もいるかもしれません。
【応用】ドアインザフェイス
好意の返報性の応用で、”ドアインザフェイス”というものがあります。
ドアインザフェイス
→最初に大きな要求をして相手に断られたあとに、本命である小さな要求をすることで、相手の承諾を引き出しやすくする手法
簡単に言い換えると、相手が要求に対して譲歩したのだから、こちらもお返しに譲歩をしないと思わせるテクニックです。
これは営業や小売の接客などの仕事で使うことが多いですね。
通常は10万だけども、特別に8万にするといった引き下げる提案(通常価格から譲歩して値下げしてくれたから購入する)などは結構よく耳にしたり、実際に経験したことがある人もいると思いますが、これもドアインザフェイスの一つです。
良いことをされて嫌な人はいない
好意を示されたり、良いことをされて嫌悪感を抱く人はいないと思います。
それどころか好意を人から与えられると、その人にも好意を与えたいと思うのが人間心理。
普段の生活から好意の無限ループを繰り返すことを意識すると、生活がより向上し生きやすくなると思いますので、意識して見てくださいね。
【最後に】SNSもやってます
TikTokも更新しています。
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