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『よんでこ』リベルタ
2021年8月21日 07:10
今回の話は、僕が20歳の駆け出しの電気工事士の頃の話である。一人前の職人になれていない僕は毎日怒られてばかり、その日も昼間の仕事では散々だったが、めずらしく夕方5時前に仕事がおわるようだ。僕は弾む気持ちを抑えながら、冷静を装って仕事用のバンの運転席に乗り、助手席には親方が乗った。 僕が勤務していた会社では社長のことを「親方(おやかた)」と呼んでいた。ちなみに、親方は僕のことを名前では
2021年4月4日 21:44
4月はなにかと始まりの季節。ふと思う。なんで自分が今の仕事についてるのかな?と。選択の理由僕は電気工事士の仕事をしている。生活に困った時に電気のありがたみを実感して、「インフラは大切」って歯をギシギシいわせながら噛み締めたことが「電気の仕事」を選んだ理由なのは間違いない。でもちょっとまてよ。本当に自分で選んだ選択なのか?電気工事の仕事を選んだ19歳の自分の中に、例えば「レ