2021年の干支「辛丑」について思うこと。
今年は、なんだか、しんどいコトが多い気がするのですが、そんな時にふと思い出していたのが、今年の干支(かんし)です。
今年2021年の年の干支は「辛丑」になります。
2つ目の漢字「丑」というのは、年賀状などでも絵が書かれたり、神社の絵馬とかにもなっているのでご存知の方も多いと思います。
いわゆる「丑年」ですね。
その丑の前にある漢字「辛」、これは「しん」とか「かのと」と読むのですが、いわゆる昔の日本人が数を数えるのに使っていた「甲乙丙丁……」の中のひとつになります。
この「辛」、
別の読み方をすると、
・つらい
・からい
とも読めるんですよね。
そう。なんだか今年は辛いことが多かったり、世知辛いことが多いような気がしていて。
この「辛」が干支に付く年は、過去に
・2011年
・2001年
がありました。
2011年は言わずもがなだと思います。
あの年も本当に大変でしたよね……。
2001年は、アメリカでの同時多発テロがありました。
どちらも、人々の行動に制限がかけられていたのを覚えていて、
なんだか今年も似ているような気がしていて……うーむ。
まぁ、偶然かも知れないですが。
でも、もしかしたら、ここにも昔の人の経験から生まれた知恵が入っているのかもとも思ったり。
「干支(かんし)」は、今の六曜のように、昔はカレンダーにも書かれていたとか。
次の「辛」が付く年は、10年後の2031年になります。
そして、今年も残り半分、人々ができるだけ心穏やかに過ごしていけますように。
※タイトル画像は、草書体で「辛丑」を書いてみました。
ちょっと合ってるかは不明だけれど……こんな感じかなということで。