サッカーフルマッチ観戦ノート

Jリーグ3カテゴリー、大学サッカー、高校サッカー、JFLなど幅広いカテゴリーの試合を見て、各チームの本質を探して記事にしています。 良かったフォローして下さい。

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最近の記事

FC東京 クラモフスキー新監督になって変わったこと

①全体の守備強度の向上 ・前から守備 3-5-2でビルドアップする名古屋に対して、3トップで3CBにかけて、トップ下(渡邊またはディエゴ)が名古屋のボランチを抑える。 名古屋のWBにSBがスライドして付く。 前線から降りてきた名古屋のもう一枚のボランチやFWには、東京のボランチまたはCBが付いていく。 ②コンバート ・中盤の小泉のSB起用と、渡邊のトップ下 小泉のSB起用はボール保持のためだと思うが、あまり後ろでボールを持つ時間がなかったので、効果は次戦に期待。 ですが、ウ

    • 高円宮杯プレミアリーグ 横浜Fマリノスユースvs流通経済大柏高校

      お互い守備の強度か高くて、前からプレスの速さ、寄せの速さ、球際の強さなど、攻撃においてチャンスを作るのが難しい試合だった。 ○マリノスのビルドアップ 2ボランチが相手FWの後ろにいて、前線4枚もボランチやCBが前向いた時にライン間で受ける意識が高い。 この連動した後ろからの繋ぎで、流経の激しいプレスを剥がして前進していた。 ○流経のプレスの修正 最初は4-2-3-1や4-1-2-3でプレスにいくが、1トップだけだとGK使ってかわされるので、後半から4-4-2でマンマーク気

      • U20ワールドカップ 日本vsコロンビア

        試合通じて、日本は押し込まれる時間が長った。 理由 守備面 4-4-2である程度相手にボールを持たせるので、相手のCBがフリーな状態でパスが出せて、尚且つ前線の選手がライン間やスペースで受けるので、簡単に前進される。 また、球際でも負けることが多いので、セカンドボールの回収など五分五分の状態でも突破される。 攻撃面 相手が4-4-2と4-2-1-3で日本のアンカーを切ってくるので、もう一枚のボランチが落ちるか、後半のように3-4-3可変を作るかとビルドアップの工夫がないと、

        • U20ワールドカップ 日本vsセネガル

          前半の最初、特に先制するまでは日本はボールを持てて、左の北野やボランチの佐野が相手DFの背後をとる動きがあって良かった。 しかし、前半の半分以降ぐらいからセネガルが4-4-2で前からプレスにきてから、日本は繋げないし、前でも収められないので、攻撃時間がほとんどなかった。 セネガルは、2ボランチがこまめにボールを受けながら、CBから縦パスやロングボールで押し込んで、決定機をいくつも作った。 日本は前からプレスに行かないので、自由にボールを回される。 ○日本とセネガルの違い

          鹿島アントラーズvs名古屋グランパス

          ○鹿島 2CBとGKで回しながら、2ボランチの樋口とピトゥカが時々落ちてきて余裕を作りながら、ロングボールを蹴るので、狙った攻めができている。 前半の終盤は、相手がマンマーク気味に前からプレスにきたので、蹴らされていた。 ○名古屋 3CBで回しながら、2ボランチもFWの後ろにいるので、4-4-2の鹿島には余裕を持って、ライン間につけられる。 しかし、相手のウイングが上がって4-3-3でかけられた時は、サイドに追いやられて蹴らされていた。 ○名古屋の攻略 鹿島は、攻撃ではC

          鹿島アントラーズvs名古屋グランパス

          ヴィッセル神戸vsサンフレッチェ広島

          J1首位と3位の対決! 序盤は、神戸に持たせつつ、5-2-1-2でアンカーの斎藤を押さえて、2トップで相手の4バックを見る広島の守備が良かった。 徐々に神戸は、右SBの初瀬を上げて3-1-6でビルドアップして広島の2トップに対して余裕を持ちながら、ロングボールで5バックの広島に対して6枚でセカンドを拾う攻撃に移行する。 いつもより大迫が落ちて、佐々木や武藤が飛び出ていく形が多かった。 広島も神戸と同じようにロングボールを多用するが、神戸ほどは収まらず、キープできてもサイ

          ヴィッセル神戸vsサンフレッチェ広島

          FC東京vs川崎フロンターレ

          東京は、CFのオリヴェイラがアンカーのシミッチを抑えて、両ウイングがCBにプレスにいく。 相手のインサイドハーフは、インサイドハーフがついて、SBに出た時は中盤3枚でスライドする。 攻撃は、ロングボールから両ウイングが動き回るので同サイドで数的有利を利用して近くで回しながら、高い位置のSBを使っていく。 川崎は、次第に山根が中に入ったり、シミッチが落ちたり、マークのズレを作りながら後ろ3枚にしてボール回しに余裕ができる。 また、東京が4-3-3で引いてきたので、左右に揺さぶ

          FC東京vs川崎フロンターレ

          法政大学vs拓殖大学

          前半 拓殖が左肩上がりでDF3枚と2ボランチでビルドアップする際に、法政は2トップだけでプレスに行くので、数的有利で拓殖がボールを持つ時間が長い。 相手コートではワンタッチコンビネーションが上手い拓殖は、決定機をいくつか作る。 法政は、ゴールキックから右肩上がりの3-2-5を作れているが、守備の時間が長いし、守備もマークやスライドが甘く、CBも裏を取られる場面が目立つ。 後半 拓殖は押し込んでから、数人が近い距離でコンビネーションするので、即時奪還がしやすく押し込む時間が

          法政大学vs東洋大学

          前半 法政はボールは持つけど、DFからボランチへのパスの判断のミスや、GKやDFに対応されやすい中央の裏抜けが偏ったりして、なかなか押し込む形が作れない。 繋ぐ法政に対して、東洋は4-4-2でボランチの縦スラが早く、奪ってからのショートカウンターからチャンスを数度作った。 後半 法政は、右肩上がりの3-2-5あるいは両SBを上げてボランチを下げて前線の1枚が降りて3-2-5で繋ぐ場面が増え、押し込める回数も増えた。 押し込んでからは、技術が高いコンビネーションや、精度が高い

          東洋大学vs桐蔭横浜大学

          関東大学サッカーリーグ第3節 前半 桐蔭がボランチが落ちてビルドアップするが、中の人数が減ったり、SBの立ち位置が中途半端なので東洋の4-4-2を崩せない。 ですが、長いボールからFWが収めたり、サイドチェンジからシュートまでは行く。 東洋は、奪ってから高い位置で繋ぎながら攻める。 後半 東洋はボランチが関わりながら相手のFWとMFの間をうまく使って前進し、相手SB裏をつく攻めも良かった。 守備は、4-4-2で前からプレスに行き、相手のになかなか繋がせなかったが、ゴール

          明治大学vs流通経済大学

          関東大学サッカーリーグ第2節 YouTubeチャンネル「ジェイネットTV-大学サッカー」で見やすいフルマッチがあったので見ました。 前半 流経が4-4-2で前からプレスに行き、明治に繋がせなかったが、明治のFW佐藤と太田の質が高く、ウイングも裏に抜けるのが上手いので、明治の押し込む時間が長った。 しかし、明治がチャンスをものにできずに0-0。 後半 明治が後ろから繋ぐ時間が増え、流経はプレスに行って相手コートでプレーする時間が増えた。 流経の前進の選手の守備強度と、奪って

          筑波大学vs明治大学

          筑波は、後ろから繋ぐのも上手く、チャンスもサイドからのクロスで数度作り、前半は筑波のペースだった。 ○筑波の特徴 両CB(おそらく安藤と福井)が、どこにでも出せる体の向きで、落ち着いてボールをさばくので、ビルドアップが安定する。 左ウイングの山崎はドリブラーで、右ウイングの角は中に入るタイプ。 FWの内野は裏に抜けてくタイプで、途中から出てくる半代もおそらく似たタイプで、田村はトップ下タイプ。 プレスは4-4-2で2トップあるいはボランチがアンカーを切れているのが良い。

          川崎フロンターレvsサガン鳥栖

          前半 鳥栖は4-2-3-1でのプレスがはまり、川崎は前からの守備が緩く、鳥栖の2ボランチ中心に回される。 しかし、34分あたりから川崎の4-1-2-3プレスの強度が上がって鳥栖はつなげなくなる。 また、川崎は瀬古や脇坂が落ちたり、山根が中に入ったりしてパスコースを増やしたり、相手を引き込んだところでスペースを作り、前線の選手に浮き球などのパスを入れるのがハマる。 後半は引き続き川崎が4-1-2-3で前からはめて、鳥栖は繋げない。 川崎の攻撃は、ゴールキックなど低い位置では繋

          川崎フロンターレvsサガン鳥栖

          ヴィッセル神戸vs横浜FC

          前半 5-2-3で相手に持たせる横浜。DFが5枚いる横浜に対して、3トップに長いボールを預けるいつもの攻めができない神戸。 横浜は、神戸のプレスにやられて攻撃はショートカウンター頼み。 後半 神戸はボールを奪ってから、大迫が落ちてきて起点を作る回数が増える。 横浜は、神戸の4-1-2-3のマンマークプレスに苦しみ、ボールを持てない。 ○横浜 5-2-3で持たせるプランは良かったが、繋ぎの部分でフリーになりやすいWBやシャドウを上手く使えなかったのが痛かった。 また、守備

          大宮アルディージャU18vs青森山田高校

          高円宮杯プレミアリーグ 最下位の1つ上の大宮と、2位の山田の対決! 前半 山田がボールを繋ぎながら、大宮がショートカウンターの構図。 大宮は、相手のビルドアップのミスからショートカウンターでシュートまで行き、守備は山田とのフィジカルバトルに負けず跳ね返し、ペースを掴む。 後半 山田は繋ぐのをやめる。さらにロングボールやセカンド回収からフリーでボールを受けられるようになり、チャンスを作り、ペースを掴んだ。 繋ぐチームを相手に相性が良い山田に対して、繋がない大宮は、後半に前

          大宮アルディージャU18vs青森山田高校

          ブライトンvsマンチェスターU

          FAカップ準決勝 ブライトンがボールを持ち、マンチェスターUが構える構図。 ブライトンは上手いのと、マンチェスターUがボール保持者に対して全てのパスコースを切る守備や簡単に受けされないプレスをやるわけではないので、ブライトンのボール保持が続く。 ○ブライトン 2CBで回しながら、マークされている2ボランチに出して落としてを繰り返す。 前進する時は、相手のウイングの裏をとったSBにCBやボランチからボールが出たり、CBからの縦パスを2トップがライン間で受ける。 守備は、4

          ブライトンvsマンチェスターU