共感とストーリー性で売れる。
まず共感とは他人の意見や感情などにそのとおりだと感じることとされるものです。この共感と共感するためのストーリー性が信頼を呼び買う決め手になると考えます。それは最近心身ともにリフレッシュした出来事がきっかけです。
私はマッサージが大好きで半年に一度程度行くのですが、いつもは銭湯や、ジム、などのマッサージチェアへ少し恥ずかしい気持ちもありつつ癒やしを求めて誰の手もかりずに自分を癒やす人間です。それでも疲れがとれない、顔色が暗くて疲れているときにマッサージ屋さんへ最終手段として行きます。
最近行ったマッサージの先生が「こってるね」「仕事つらいんだね」「わかるよ、こんなに肩はっているし」「私も人を癒やすのが嬉しくて今いるけど会社員時代はつらかったからわかる」と自身の身の上もサクッと(長くないのがミソでした)してくれた上に共感、仕事がつらすぎて共感に泣きそうになるほど嬉しかった言葉の嵐です。しかもしっかりコリをほぐしてくれたので終わったあとの肩が軽い、顔色が土色から透明感割増肌艶よくなって大満足し帰宅した日がありました。
共感で心も満足、施術で体もリフレッシュでお値段以上の良い時間を過ごせた。リピート確実です。これこそ「おもてなし」の鏡だとおもいました。これサービス業に携わる人間ならある程度応用できます。
また常々思うのが、傾聴が重要視されるなか、ただただ「うん」「うん」と聞くユーキャンで資格取ったばかりのにわかじゃないのってぐらい浅い返事の自称カウンセラーは多く世間にいるのですが、人の話聞いてないし共感もしてない、最後は全然関係ないオススメの保険があるよ。と。今日だけあなただけのご案内っていわれてもね。契約はしませんよ。少なくとも空返事のカウンセラーをリピートする人いません。私なら行きません。たまに縋りますが2回行っても効果はありません。
サービス提供者に必要なことは自己開示かつ依頼者との類似を思わせるストーリーが共感を呼びます、その上で依頼者への共感、お互い共感し信頼を得て同じ問題に向かい足をそろえることができ問題解決(サービス提供)されることが双方に良い効果を生むのではないでしようか。
そういった意味で自己開示のストーリーで信頼感をつくり共感をすることで説得力が出てサービスも2割増で付加価値つきます。
またストーリー性についての例として大昔の真冬の外回りの営業マンの話をします。
真冬に外にいるだけでネガティブになる方が大半かと思いますが、営業する人にとっては大チャンスな日なんです。
自然発生的なストーリー展開ですが真冬で雪が積もった中に若手の営業マンが会社の前にいたら同情しませんか?また本人も色よい返事を貰わないと困るはず、なのでやる気にもなっている。……ということで季節を味方につけて営業成功。何件も実際あります。
この場合は同情で相手の心を引き付けて売るきっかけを作ったにすぎませんし若手、少なくとも健康な人しか出来ない方法です。何回か経験すると逆境もチャンスと捉えられるメンタルになるのでオススメですが定年間際の御老体の方は凍傷の可能性や風邪を引いて数カ月後に老衰でし、、、など事件になりかねないのでお控えくださいませ。でわまた。