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炎上プロジェクトの火消し方法〜冒険のはじまり〜#PROLOGUE
こんにちは!
フリーランスPMO商工会議所の林です。
私たちは、フリーランスPMOが安心して働けて活躍できる社会、個人の個性とスキルを活かせる社会を目指してバーチャルチームを立ち上がりました。
僭越ながら私がリーダを務めています。
↓『フリーランスPMO商工会議所』の紹介記事はこちら↓
フリーランスPMOは、組織体に所属していない、横の繋がりが少ないことから『専門知識の習得が困難』です。
そんなことはお構いなしに、クライアントから『多くの炎上プロジェクトを経験していることから成功に導いてくれる、全てのノウハウを持った強者』というイメージを持たれています。
フリーランスPMOは、クライアントの期待を裏切らないためにも、日々努力をしているのですが自身で満足できていないのです。
⚫︎有益な情報を素早くキャッチアップする手段がない
⚫︎現場で使えるノウハウを学ぶ環境がない
このような悩みを少しでも解決できるように、フリーランスPMOが必要とするスキルやマネジメント情報をシャアします。
なかでも、プロジェクトの問題解決策やプロジェクトの危機を予測するためのリスク情報を『炎上プロジェクトの火消し方法』シリーズで公開していきます。
*隔週水曜日にnoteで発信して30話を目指します!(果たして…)
*記事の公開期間は1週間となるのでお見逃しなく。
このシリーズの記事で紹介する『現場で使えるノウハウやリスク情報』をPMOのあなたが取り入れ実践すれば、
・今、あなたが参画しているプロジェクトで起きているトラブル
・これから、あなたが参画するプロジェクトで注意しておくこと
これらを初心者PMOでも解決できます。
このような人におすすめ!
・PMO業務に携わっている人(初心者も)
・炎上プロジェクトの実例を探している人
・炎上プロジェクトに参加していて解決方法を探している
なぜならば、記事で紹介するノウハウやリスク情報は
⚫︎私を含めて100名以上のPMOが実践してプロジェクトを成功させた。
⚫︎解決策やリスク情報は炎上プロジェクトの実例の教訓から作られている。
⚫︎2,000以上の実例からリスク頻度が高いプロジェクトを紹介している。
このように多くのPMOが実例の教訓を元にしたノウハウと情報を使って解決してきました。
この記事では『炎上プロジェクトの火消し方法』シリーズがどのようなものか解説します。
一つ目は『どんな記事がシェアされるのか』、二つ目は『どのように自分へインプットするのか』を解説するので、じっくり読み込んでください。
●シェアされる記事
『炎上プロジェクトの火消し方法』シリーズでは、炎上プロジェクトの実例を取り上げます。
・一体、問題はなんなのか
・根本的な原因はなんなのか
・どのような解決策を講じたのか
・教訓から今後に活かせることはなんなのか(リスク情報)
これらを記事として紹介します。
●インプットツール
紹介していく記事は、あなたが5分で理解・即使えるように心掛けます。
そのため、炎上プロジェクトを特性に従いPMBOKで言うところの知識エリアに分類しますが、通常よりは少ないエリアとなります。
🗒 PMBOK知識エリアを全部使わないのか?
私は、プロジェクトマネジメントのフレームワークとしてPMBOKをベースに行ってきましたが、PMBOKのルールを全てプロジェクトで適用するのは難しいものです。
そこで、総数2,000以上のプロジェクトの情報を分析したところ、各開発フェーズにおいてPMBOKの知識エリアの中で下図の6つのマネジメントエリアで問題が頻繁に起こることが分かりました。
プロジェクトで起こった問題を6つのマネジメントエリアで整理することで、効率的に解決策を考えられ、素早く問題を解決することに役立ちました。今では、この6つのマネジメントエリアを『全集中』するようにPMやPMOに推奨しています。
![](https://assets.st-note.com/img/1653550218565-4o7DdrStqW.jpg?width=1200)
また、取り上げた炎上プロジェクトについては、以下を『問題解決マップ』に整理していきます。
・一体、問題はなんなのか
・根本的な原因はなんなのか
・どのような解決策を講じたのか
![](https://assets.st-note.com/img/1653387815082-YBJ48F0Jto.jpg?width=1200)
そして、教訓から今後に活かせることをリスク情報として取扱い『リスク管理表』に整理します。
![](https://assets.st-note.com/img/1653389166227-kQqpkKS3H9.jpg?width=1200)
このようにして、『問題解決マップ』と『リスク管理表』を使って解説し、あなたはコピペするだけで参画しているプロジェクトの資料に追加したり、いぜという時の虎の巻に使うことができます。
●冒険のはじまり
これで『PMOなら知っておきたい炎上プロジェクトの火消し方法』シリーズの準備が整いました。
シリーズを通じて、フリーランスPMOのあなたへ"現場で使えるリスク情報"をスキルシェアリングします。
次回よりの本編に入っていきます。
記念すべき第1回目は、ユーザテスト工程で開発した機能に、クライアントの要件が盛り込まれていないことによる炎上プロジェクトをテーマにしています。
第1回目のテーマ
開発した機能が要件を満たしていない!を解決するには
冒険の開始です!
これから、どうぞ宜しくお願いします。
執筆者:フリーランスPMO商工会議所 林 雄一郎