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エスキスの手順を確立する。(一級建築士製図試験)
エスキスは手順を確立する事が重要です。いつも同じ手順でエスキスをすることにより、本番でも焦らず、抜け(ミス)の無い図面が作れるようになります。
下記はエスキスの手順ですが確認してください。
1.ゾーニングをする。
2.外形を決める。
3.グリッドを決定する
4.廊下を通す(骨格を設計する)
5.竪穴の配置(コア、屋上庭園、高天井の室)
6.主要室の配置
7.主要室以外の小さい面積の室の配置
エスキスの順番は本番の課題要件によって異なり、柔軟に手順を入れ替える必要がありますが、2年目以降の方でエスキスが確立している方は上図を参考にエスキス手順をかきだしてみてください(自分なりの手順でokです)
エスキスの順番を決めるメリットは下記2点です
・考える要素を固定できる。
異なるパラメータを同時に考えない。そして条件に優先順位をつける。エスキス時に手が止まったり、まとまらなかったりする原因は2つ以上の要素を同時に考える場合だ。
・ミスを防げる。
いつも同じ手順でエスキスをする事で法規や課題要求の漏れを防げる。
また作図の手順を決めておく事で丸防や丸特を書き忘れるのを防ぐ事ができます。エスキスも作図も階段を上るように手順を整理しておく事が、重要です。
今まで、この手順の中で4廊下を通す、及び7の小さい部屋の配置の課題を解いてきました。何故なら4の骨格を作る事及び小さい部屋のプランは本番で最も差の付く工程であり、修練がいる箇所だからです。
定期購読者に向けてこの鍛錬を徹底的にやってもらいます。
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