マガジンのカバー画像

オリジナル定石課題を週一回解く。【一級建築士製図試験対策】

月に3記事程オリジナル課題or試験本番で使える実践的な知識を配信します。 定石課題は15分以内で解けるテーマを持ったドリル形式の問題となります。正解が一つだけではないことから、一…
試験本番では試行錯誤している時間はありせん。いつも同じ手順でとけるエスキスの方法を確立する必要があ…
¥980 / 月 初月無料
運営しているクリエイター

#居室

最適なコアの配置の仕方/R06大学(中編)

前回の記事では出入口が、南に 主出入り口 ある場合 北側に配置した場合の方がプランはまとまりやすい。 ということを結論づけた。 その理由 を理解してもらう為に次の簡単な問題を解いてほしい。 下記要求室の基準階におけるちびコマで作図せよ 200㎡の居室A×2室 100㎡の居室B×2室 50㎡の居室C×2室 50㎡吹抜け  トイレ コア×2か所 答は上記だ。 どうだろう、何の苦も無くプランニングできたのではないだろうか? コアを北側に配置して、居室の採光を取り込める南側に整

¥380

吹抜け配置の優先順位(吹抜け60㎡)

今回の定石ドリル課題は、1グリッドに納まらない、60㎡の吹き抜けをプランニングです。本番課題の自由度が高くなっても部屋の最適な位置に配置するパズルを解く能力は必要です。 まず、前回課題のおさらいです。 吹き抜けは ・吹き抜けは階をまたいだ居室と考える。(人が利用できない居室) ・吹き抜けを配置する前に上下階で廊下を先に通してしまう。  →上下階の位置を揃えて廊下を通しておけば、吹抜け位置でプランニングが破綻することはなくなる。 ・吹き抜け配置に優先順位をつけておく。 とい

¥980

30㎡の居室を処理する。

要求される居室の面積は1グリッド内に収まる事の方が稀です。 要求面積が大きい場合は想像がつきやすいのですが、管理ゾ-ンに代表される小さい居室は工夫及び練習を繰り返しておくことが必要です。今回の課題のテーマは30㎡の居室をいかに解くか!

¥250