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オリジナル定石課題を週一回解く。【一級建築士製図試験対策】

月に3記事程オリジナル課題or試験本番で使える実践的な知識を配信します。 定石課題は15分以内で解けるテーマを持ったドリル形式の問題となります。正解が一つだけではないことから、一…
試験本番では試行錯誤している時間はありせん。いつも同じ手順でとけるエスキスの方法を確立する必要があ…
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2024年8月の記事一覧

スパン割の極意①。まず7Mスパンから始めよ。

スパン割り及び面積調整の仕方で迷っている人はいないだろうか? 具体的には要求居室の面積が、100㎡や80㎡や70㎡の課題文の要求室の指定が 40の倍数及び50の倍数 が混在していているため7m もしくは 6m もしくは8m どのスパンで迷ったことのある受験生は少なからずいるはずだ 。

¥280

最適なコアの配置の仕方/R06大学(中編)

前回の記事では出入口が、南に 主出入り口 ある場合 北側に配置した場合の方がプランはまとまりやすい。 ということを結論づけた。 その理由 を理解してもらう為に次の簡単な問題を解いてほしい。 下記要求室の基準階におけるちびコマで作図せよ 200㎡の居室A×2室 100㎡の居室B×2室 50㎡の居室C×2室 50㎡吹抜け  トイレ コア×2か所 答は上記だ。 どうだろう、何の苦も無くプランニングできたのではないだろうか? コアを北側に配置して、居室の採光を取り込める南側に整

¥380

最適なコアの配置の仕方/R06大学(前編)

最適な位置にコアを配置することは、プランニングが破綻しない為の絶対条件であり、この記事において大学の課題において漠然かつ経験的に配置しているコアをダイアグラム形式で示していく。 今年R06大学と居室の大きさ(面積)が類似するR04の事務所ビル課題ではコアの配置つまり、片コア、センターコアを選択でプランニングの難易度が大きく変わった。 逆に言えば上手くコアを配置のダイアグラムを構築できれば、頭を整理できプランニングで大きく破綻することはなくなる。 まずコアを配置する際に考慮