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アメリカ大使館でのビザ取得はあまり”ハイカラ”な現場ではなかった。(52歳の田舎のおばさん留学記15)
「こんにちは!
ビザ、ご自身で取られるんですね。それは一苦労です。。
アドバイスできれば良いのですが、私たちはビザのところは専門会社にお任せしているんです。
ですので、実際アプリケーションのサイトを見たことがなく。。
すみません、お力になれず、、」
これは、私が留学前に、個人的に付き合いのあった留学エージェントに勤める方にメールで質問した時のお返事メールである。ビザ申請サイトの操作がうまくいかず、何か思い当たる理由はあるかということを聞いたようである。
「そうか! ビザを個人でとる、って、そうか、全員が全員、自分でやっているわけではないんだな〜。あれかしら、車のナンバープレートを自分で取りに行くことがほとんどない(私はやったことがある)みたいな?」
このシリーズでは、「52歳で、日本の田舎に住んでて、主に子育てと介護で”表舞台”からは隔絶されていたおばさんが、突然単身アメリカ留学すると何が起こるか?(ちなみに途中脱落帰国。2017年のこと)」ということを、英語学習面ではなく(それも少しは書くけれど)、生活面の視点からちょっと紹介します。誰かに何か参考になるかもしれないなー、というのと、ようやく振り返る気持ちになってきたので、自分のまとめを兼ねて書いています。思い出し思い出し書くので、たまーにという感覚で、ながーい期間をかけて、書こうと思っております。時系列も前後するかもしれません。
米国ビザ申請に関する公式サイトはこちら↓
謎の豆キャラの動画(面接編)を見ると、ビザを申請に行く時の気分が味わえます。
アメリカ大使館へ行く!
そのことだけで、田舎のおばさんは、勝手に最新式高級オフィスに行くような気分でいた。ぴしー!ぴかー!っとしているような。
しかし実際は、中に入ると(中は撮影禁止)、建物は古く、この動画よりも面接会場はくたびれた感じで、待っている方達もくたびれた感じで、
イメージは
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なんか、旧国鉄切符売り場の窓口を連想してしまったし(わかる人、って何歳くらいまでだろう)、
扱われる人としての気分は、完璧に「見出し画像」(wikipediaのfree画像から拝借)の移民の気分であった。
待ち時間が長く、席が多くなくて座れない人もいて、みんなくたびれきっていた。
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そして、私の場合、この動画の面接官とはだいぶ違って、不機嫌そうな長身の男性が、立ったまま面接を行い、ドカン!ドカン!と大きい音を立てながらハンコを押しており、まるで判決を下す裁判官のようであった。
私は、彼の機嫌を損ねたくなく、無駄に明るく振る舞う卑屈な態度で面接をしたのであった。
それでも、ビザの取得は、なんだかうれしく、
やはり、「見出し画像」の移民の方達のように、不安ながらも、最上級の期待で胸が膨らんだ。
うれしすぎて、その時の「番号札」をかなり長い間手帳に挟んでいた。(まだあると思って探したんだけど、見つからず・・・(~_~;))
教訓29;アメリカ大使館での面接に”はしゃぎ”は不要。まちがって(まちがって再)「自撮り棒」を持ち込みそうになり、「これはなんだ?!」と詰問を受け、周りから失笑をかう。