メンヘラ思考を変えた本
JK・大学時代をメンヘラから抜け出すために自己探求しまくり、脱メンヘラした私。
以前書いた脱メンヘラの記事では書かなかった本を紹介しようと思う。
たいていの本は読んだら売りに出すことが多いが、今でも人生に迷ったり落ち込んだ時に読むようにしている本がある。
一生添い遂げるだろうと思う本だ。
傷口から人生 小野美由紀さん
この本は「自分の殻から抜け出せない、抜け出したい!」と思う人にぜひ読んでほしい。
この本のサブタイトルは「メンヘラが就活して失敗したら生きるのが面白くなった」という当時大学生でメンヘラ中の私には興味を引くものだった。
私がこの本の中で特に好きな章が7こある。
その中の3つを紹介する。
〇要らないものを捨てる旅
面接直前にパニック障害になり就活をやめ、あるきっかけで「カミーノ・デ・サンディアゴ」というスペインのお遍路へ行く。
そこは何かを得るのではなく、いらないものを捨てて本来の自分を見つける道だという。
そこへ彼女が旅するところから物語は始まる。
〇魂の速度
これは、この言葉通りだが、"自分の速度で生きること。
皆焦ったり不安に駆られて、つい世間と同じ速度で生きなくてはとは勘違いする。
グループ面接の場で自分の速度で生きる男の子と出会う。そのエピソードは自分の速度で生きるとはどういう事なのか知ることが出来る。
〇風呂なし生活のススメ
私はいつも自分と向き合い、探求すればいずれ答えが出るとおもっていた。
でも、いつも答えが出るわけではないし、根気のいる作業に疲れ果てたり、自分に幻滅したりする。
この章では自分と距離を取ることの大切さを教えてくれる。
リラックスすること、時には自分と距離を取ることが大事なのだ。