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航空整備士になる方法(2/2)

前回記事の続きです。

引用します。
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前提として、航空機には
・大型機
・ビジネスジェット
・小型機
・ヘリ
・戦闘機
などがあり、航空会社によってどれを取り扱うか異なります。
まずは自分の整備したい航空機を取り扱う会社探しからスタートします。
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ビジネスジェットを整備したい場合

整備や販売などを受け持つ会社に就職することになります。
例を挙げると
・丸紅エアロスペース
・ジャプコン
・中日本航空 などが挙げられます。

会社によってライセンスの必要有無、種類が異なります。
ちなみに外国籍の航空機の整備には「A&P」というライセンスが必要です。
日本国籍の大型機の整備には前回の記事で述べている「一等航空整備士」「一等航空運航整備士」が必要になります。

映画でたまに見かける、高級な内装のジェット機です。


小型機を整備したい場合

航空専門学校で「二等航空整備士」「二等航空運航整備士」を取得→就職

という流れが一般的です。

専門学校では小型機(セスナなどのプロペラ機)について学び、
模擬整備を行いライセンスを取得します。

学校で得た知識を実作業に活かすことができます。(他と比較して)
そういった意味では、最も早く現場で活躍できそうな就職フローです。

小型機=4人乗りのプロペラ機のイメージです


ヘリコプターを整備したい場合

小型機のフローと同じように、
航空専門学校で「二等航空整備士」「二等航空整備士」を取得→就職

という流れが一般的です。

参考までに
ヘリや大型機はタービンエンジン
小型機はピストンエンジン(プロペラ)を搭載しています。

エアラインで運航される飛行機は「ジェットエンジン」なので、
以下のようなキャリアでエアラインに就職する人もいます。

・ジェットエンジンの勉強のために、専門学校でヘリを専攻
・ヘリのライセンス取得
・エアラインに就職し、飛行機(エアバス、ボーイング)を整備

ドクターヘリや遊覧飛行に用いられます。


戦闘機を整備したい場合


戦闘機のみ少し特殊です。
理由は、飛行機がどの法律の適用を受けるのかによって違うからです。
民間の旅客機や小型機、ヘリ等:航空法
戦闘機:航空法+自衛隊法

そして、戦闘機の整備に関しては、自衛隊法になります。

そのため一等/二等航空(運航)整備士の資格は必要なく、
(民間の航空機は、航空法の適用で”一等/二等航空(運航)整備士”が必要)
自衛隊に所属し、作業を行うことになります。

最短ルートは高校卒業→入隊でしょうか。
専門学校や、大学卒業後→入隊という方もいます。

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