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北朝鮮水害


一旦自然が猛威を振るうと、もろくも甚大な人的・物的被害につながる北朝鮮のインフラ整備の惰弱さの証左でもある。このような被災地に陣頭指揮をする指導者の写真を見て、核・ミサイルという体制維持のために莫大な予算を費やすのではなく、住民の命と生活に直結する治山治水にその少しだけでも費やしていれば被害の拡大を防げていたのではないかといつも考え込んでしまう。韓国の大韓赤十字社は「北朝鮮住民の人道的に困難な状況を考慮し、人道主義と同胞愛の見地から北朝鮮被災者のため緊急に必要な物資を迅速に支援する用意があることを明確にする」と北朝鮮赤十字会中央委員会に伝えた。昨年の12月に韓国を「主敵であり同族でもない」と宣言をした金正恩はこの韓国からの北朝鮮住民への人道支援を拒否・無視続けるのだろうか。

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