北朝鮮拉致被害者蓮池さん講演会


約200名近い会場はほぼ満席。同じ拉致被害者の有本恵子さんの父親が95歳で先週亡くなられたこともあり、関心が高かったのであろう。よどみない約1時間30分の講演中、新しい事実を知ることができたが、最も印象に残ったのは「核・ミサイル・拉致」を一括にして北朝鮮との交渉を主張し、強硬的(強引)に政治化させてきた安倍政権の方針から「『拉致』を人道問題として切り離すべきである」との考えを出されたことである。日本への帰国から20数年、何故、解決しないのか?北朝鮮の対応に問題があるのは確かだが、拉致問題の解決を公約にし、こぶしだけを振りかざして「制裁」「圧力」を叫んできた安倍政権の責任・失策も検証される必要もあるだろう。

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