Vol85. 「カーリングのストーンはなぜあのように曲がるのか」
「カーリングのストーンはなぜあのように曲がるのか」
カーリング女子が銅メダルを獲得し、「そだねー」ブームの到来を予感させる今日この頃。
最初は即時性が優先され、メディアはこぞって銅メダル獲得を取り上げた。
そして、オリンピックが終わりメディアが次に狙うのは他のメディアとの差別化であり、継続してくれる読者の獲得、そんな法則があったりするのかなと。
実はカーリングのストーンがなぜあのように曲がるのか、仮説はあれど物理学者もよくわかっていなかったそう。
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/02/post-9609_1.php
そんな物体をよくコントロールしていたなぁと思わされた。そういった中で、いや、物理学者はその謎を解明したという記事もある。
https://gigazine.net/news/20180219-curling-stone-science/
これらの記事にどれだけのPVがあるかはわからないが、この記事をオーガニックできてクリックしてしまった人はカーリングにはまるかもしれない有力な潜在顧客と考えられる。
とはいえ、カーリング協会が内製しているメディアではないので、本来的にカーリング協会が行いたい(かもしれない)、そういった有力な潜在顧客への直接のアプローチをカーリング協会自体ができるわけでもない。また、突如としたメディアの話題性に、なぜブームとなっているのかの本質を理解していない(事業戦略からメディア戦略そしてその効果検証を縦串でみていない)とブームが収束したときに、そのファンをブーム後までの継続へ引き止められないのではなんて。
そういえば、ワールドカップを優勝したなでしこジャパンや、南アフリカを倒したラグビー日本代表の現状ってキャッチアップできていないなぁと。スポーツのそもそもの魅力に気づいてもらえるタイミングにはなったけれどもその後当時のインパクトを最大化できたのだろうかというところちゃんと見てみないとだなぁと感じた。
そういった中でインパクトの最大化と継続性を高めるという点ではクラウドファンディングの活用はとても効果的だと思う。
例えば、
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