構造利用 カーテンウォール
1980年代に炭素繊維補強セメント系材料の研究開発と実用化が大きく進みました.
イラクのバグダッドに建設されたモニュメントドームにおいては,外装タイル打ち込み軽量パネルに適用されました.重量と曲げ強度に関する厳しい要求性能を満足する材料として,オートクレーブ養生の軽量炭素繊維補強モルタルが選ばれたのです.当地の気象条件下において十分な耐力と耐久性を有することを確認して,1982年に10,000m2の大量施工が行われました.
また,1986年に完成した東京のアーク森ビルにお