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OfficeScriptsについて


こんにちは。ふらです。OfficeScriptsの使い方やコードについて情報発信していきたいなと思っています。

M365,ExcelOnlineを使った業務効率化をよく行うのですが…まだまだインターネット上に情報がないなと思い、自分でインプットした内容をアウトプットしていきたいなと思っています。

OfficeScriptsの特徴について

日々業務の効率化を行うためにはいろいろな手段があるかと思います。
代表的なものはVBA、GoogleAppsScript、( Python ) …. その中でもOfficeScriptsの特徴について少しお話したいです。

OfficeScriptsは基本的にExcelOnlineで使用するのでExcel業務の効率化に利用します。(PowerAutomateと連携して使うこともできますね)

実行の速度については、正直VBAが1番早いと思っています。ローカルで実行するので間違いないですね。その次にGoogleAppsScriptです。ボタンから実行しても割とスムーズに動いてくれます。そしてOfficeScriptsはあまりボタンを押してからスクリプトの実行までは早くはないです。使えなくはないですが、もうちょっと早かったらなーとは思っています。

ただし、エディタから実行する場合は割と早めに動いてくれますので、素早く実行したい場合はエディタから実行するのがオススメです。一般ユーザーに使ってもらう分にはボタン化しないといけませんが…!

スクリプトの拡張子は.ostsになります。

2次元配列の理解が必須と感じました

VBAでは、各Excelのセルに対してfor文等でデータを特定して処理することができますが、OfficeScriptsだとそれができません。(各セルのデータを1つずる取得すると処理の速度遅すぎて使い物になりません)

なので2次元配列の理解が必須となります。その面でいえばVBAよりも少し大変かなと思いました。

公式リファレンスのご紹介

こちらがMicrosoftの公式リファレンスになります。
https://learn.microsoft.com/ja-jp/office/dev/scripts/overview/excel

こちらを参照することで、各コードの役割や使い方がまとまっていますのでぜひ参考にしてみてください。

OfficeScriptsではできないこと

2024年6月時点ですが、下記のことはできないように感じでいます。
もし何かやり方が分かった方がいらっしゃったら教えてください!

  • 別ブックの操作をできない

  • VBAでいうイベントはない。ボタンからの起動とエディタからの実行

  • メッセージボックスの表示ができない

  • PowerAutomateからSharePointのostsファイルは実行できない。OneDriveのostsファイルに対して実行することになります

オススメのコードエディタ設定

コードエディタは見た目を変更することができます。なんでもいいかもしれませんが、私のオススメを記載しておきます。ぜひ設定してみてください。

  • テーマ:濃色

  • フォントサイズ:14

  • タブのサイズ:4

今後はOfficeScriptsのコードについてまとめていければと思っています。


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