OfficeScripts | 置換処理
こんにちは。ふらです。今日はOfficeScriptsを使って置換を行う方法について紹介したいと思います。
replaceについて
replaceメソッドは、文字列の一部を別の文字列に置き換えるために使用します。基本的な使い方と正規表現を使った空白削除の例を紹介します。
function main(workbook: ExcelScript.Workbook) {
//文字列の作成
let moji1:string = "札幌 支店";
console.log(moji1);
//文字列の置換
let moji2:string = String(moji1).replace("札幌", "北海道");
console.log(moji2);
//空白置換(空白を削除)
let moji3: string = String(moji2).replace(/[\s\t\n]/g, "");
console.log(moji3);
}
replace()の中に置換したい文字列(サンプルのコードだと札幌)と
置換後の文字列(サンプルだと北海道)を記載して文字列置換を行います。
空白置換をしたいときは空白を /[\s\t\n]/g と指定して 置換後の引数に
""を指定します。
/[\s\t\n]/gは、正規表現のパターンを表していて、
このパターンは特定の空白文字をすべてマッチさせるためのものです。
参考:正規表現の詳細
[]: 文字クラスを示します。中に含まれる任意の文字にマッチします。
\s: 一般的な空白文字にマッチします(スペース、タブ、改行など)。
\t: タブ文字にマッチします。
\n: 改行文字にマッチします。
g: グローバルフラグで、文字列全体で一致するすべての部分を対象にします。
#OfficeScripts #Officeスクリプト #プログラミング #自動化 #業務効率化 #エクセル #M365 #ExcelOnline #osts