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遠回りしてまた戻る【私のためのリブログ】

20211117(過去ブログ)
私がつい忘れてしまうので常に意識にあげるためにアップする。

2020年5月頃、母が家族のホームセラピストとして活躍し、家庭内平和の循環の輪を広げるための土台作りがしたいと思った。
明け方に、目覚める瞬間にふとインスピレーションが降りてきた。


母が本当の自分を生きることで、本当の自分に目覚めることで、子供が変わり、旦那が変わり、関わる人が変わり、自分らしく生きる人が増える、と思っている。


子供にとって、人生の大半で1番影響力のある大人は家族で、その中でも母親の存在は大きいのではないか。

母親の価値観が子供の価値観になり、母が言えば子供の中で絶対正しいものである、という風に幼少時代の私の中の母は絶対的な存在であった。

だから、母が感情的に怒れば、
悲しめば、
楽しめば、
それを子供は鋭くキャッチし、
感情に合わせてどうすればいいか、母が怒れば、母が悲しめば、どうすれば母が笑顔で居られるか、顔色を伺い、子供の頭で一生懸命考える。


私の場合は、妹が生まれる前に「お姉ちゃんなんだから我慢しなさい」という言葉に囚われて、感情をストレートに出すではなく、グッと飲み込んで、本音に蓋をしてきた。


素直に受け入れ、悲しい時も、寂しい時も、甘えたい時も、辛い時も、怒りたい時も、我儘言っちゃいけないと、親の前で良い子でいなきゃと、感情を出すことを我慢した。


だからだんだん自分の本音と自分の感情が分からなくなった。


大人になると「めっちゃ楽しい!!」さえ分からず、「これが好き!!」さえ分からなくなった。完全麻痺した。


そうやって感情を我慢して生きてきた私は、本当の自分でいられる、ほっと安らげる場所というのを無意識で幼少の頃から作りあげてきた。


外で頑張る私が、たくさんのプレッシャーを感じる私が、本音を出さずに感情を我慢している本当の私でいる空間を。


だから、私は子供が生まれたら、子供が感情に蓋をしないよう、本当の自分でいられるよう、本音の自分でいられるよう、我が家を本音の言える、素直に感情を出せる場所として、また、安心できる安全な場所として、居場所作りにこだわってきた。



結婚前までは私のための空間を、
結婚してからは家族のための空間として。



私は3人目の育休と引っ越しのタイミングで会社員を辞め、リフレクソロジーを学んで、自宅サロンをオープン。
会社員を辞めた理由は、まず、引っ越した場所が勤務先から遠く、片道2時間、何かあった時すぐ駆けつけられるよう子供のそばで働きたいと思ったから。

そして、転職ではなくて自営にしたのは、もう雇われたくなかったから。自由になりたかった。自分で事業をしたかった。


転職するには年齢等の条件もあったけど、この年齢で新人、子供の熱等の理由で周りに気を遣いたくなかったから、それなら自分でやろうと思った。

自営するにあたり、何がいいか悩む。
家で出来る仕事、WEB系、ライター、モノづくり、ベビー系、ヨガ教室、色々あるなかで、なぜ、リフレクソロジーだったのか、そして、なぜ自宅サロンだったのか。


それは、子供にリフレクソロジーをしてあげたいと思ったから。
リフレクソロジーはコミュニケーションのツールだと思ったから。
一生使えると思ったから。
緊張した体を緩めたいと思ったから。
家は本音の言える場所だよと子供達に伝えたかったから。
母の手の平の温もりと肌のふれあい、スキンシップを通して、ここはあなたの居場所だよ、と伝えたかったから。
外で頑張る子供達に緩んで欲しかったから。
そうやって、緩んでリラックスしたら、また自分で、よし!って頑張れるんじゃないかと思ったから。


家族の幸せを願ってリフレクソロジーを学ぼうと思ったのがきっかけ。

なかなかストレートに愛情表現のできない私だからこそ必須だったんだと思う。
家族への愛はあるのに、「大好きよ、愛してるよ」と素直に言えない私のためのリフレクソロジー。


リフレクソロジーは、老若男女、世界共通のコミュニケーション(スキンシップ)のツールだと思う。

子供からおじいちゃん、おばあちゃんまで、年齢、国籍関係なく、みんなに「気持ちいい」と思ってもらえる、
それがリフレクソロジー。


リフレクソロジーだけじゃなく、ボディケア(マッサージ)、ヘッドマッサージ、筋膜リリース、学んだもの全て、筋肉から緩ませる。
私が学んだ手技全てが、私にとってコミュニケーションツールだった。


自宅サロンだって、たくさんのプレッシャーを感じてる女性が、心と身体を解放するための場所、ホッとできる場所として、我が家のように寛げる場所として、頑張っている人たちのための居場所にしたかった。
ここなら、安心して本当の自分に戻っていいよ、そんな気持ちでやっていた。


だから、サロンに来たお客様との会話はすごく楽しかったし、そして色んな話も聞いてきた。
もちろん、ゆっくり休んでもらいたいので、静かに施術を行う。


リフレクソロジー、ヘッドマッサージ、ボディケア、体に触れられる技術は、スキンシップ、コミュニケーションの1つとして、大切なものなのだと今も思っている。


家族全員の幸せを願う母が、家族に触れることで、
「なんで私、子供達にイライラしてたんだろう」
「あぁ、体が固くなるまで、こんなに頑張っているんだなぁ」
「子供達はこんな小さい体で一生懸命生きてるなぁ」
「もうこんなに足も大きくなっちゃって」
「生まれた時はあんなに小さかったのに」


と当時の記憶が蘇り、当時を思い出す。
そして、ちょっとイライラしすぎてたな私、もっと家族に優しくしなきゃなぁ、と自分自身をあらためたり。
そうすると、新しい気持ちで再出発できる。


自分にとって必要なツール。


それなのに、私は自分の想いをすっかり忘れ、何のために今があるのか、何のためにやっているのか、その先には家族への想い、周りへの想い、平和な願いがあるにも関わらず、目の前のことに追われ、わからなくなってしまうこともたくさん。


私が今まで人生で学んできた全てを今度は他の人たちにもシェアしたい。
そんな気持ちでいる。

何度も何度も紆余曲折しながらも結局私がやりたいことに戻ってくる。
これでもか!!ってくらい、自分の弱さに直面し、闇に堕ち、目を背けたくなる感情を逃げずに立ち続けたこと、いかに自分が責任逃れしていたか、被害者意識でいたか、感情に向き合うことが出産より何十倍も苦しかったこと。


もういや!!!ってくらい弱い自分を見てきた私だからこそ、今までこんなに苦しい中で生きてきたからこそ、自分がどんな生き方をすればいいのか分かり、自分の人生は全て自己責任であること、自分の人生を人のせいではなく、自分の責任で生きていくってことを、他人の人生を歩むのではなく、自分の意志で自分の人生を歩むこと、私自身が経験したからこそ、子供や家族、周りに伝えられることがある。


子供たちに「自分の取説」を伝える。
自分の感情への向き合い方、自分をどう取り扱っていくか、
子供達がもっと自由な世界へ、自分の意志で選択した人生を歩むべく、伝えていく。

我が子だけではなく、子供達が自分らしく生きるために。

そんな子供達を増やしていくためにまずやること。


それは、お母さんたちの意識改革。


母が家庭で太陽のような存在であるために、まずはお母さんが自分の心と身体を整え、そして家族の心と身体を整えるホームセラピストのようなお母さんたちを増やしていく。そうすればきっと家庭から世界平和へ、
私の望む世界へと変わっていく、そう願っている。

お母さん達が、自分の人生に責任を持ち、自分の人生を生きる、そんな人を増やすために、まず私が体現していく。


ホームセラピストを増やしていくのと同時に私がやりたいことをやっていく。
何のために?



魂通りに生きる人を増やすために。
自分らしく生きる人を増やすために。
本当の自分で生きるために。
後悔しない生き方をするために。

そのために、私がまずやってみる。

世界平和を願いながら、今できることを
やる。


※現在オンラインでのセッションは行っていません。

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