2年ぶりに学校通い始めました
約1年ぶりの更新。
その間我が家は色々ありました。
1番の変化といえば、2年学校に行ってなかった2人の子供たちが今は「楽しい♪楽しい♪」と学校に通っていること。
1年前の環境がガラリと変わったこと。
昨日も書いたけど、この子達学校行ってなかったっけ??って思うくらい。
そもそもなぜ学校に行くようになったのか。
長男は(当時3年生)は小1の時に、学校に行くのが怖くなり、お腹が痛い、頭が痛いと登校時に体調不良を訴え、「僕学校に行きたくない、、、、」と、行かなくなりました。
その後、長女が(当時小4)「◯◯だけズルい!!!私だって学校に行きたくなかったのに!!私も休む!!」と言って、一緒に学校に行かなくなるっていう。
フリースクールや、市内にある適応指導教室に見学に行ったものの、行きたくないと家で過ごす。
学校帰りに友達が遊びに来たり、学校終わるタイミングで友達の家に遊びに行ったりと、放課後や、週末は友達と遊ぶ毎日。
家で過ごす2人は、明るくいつも楽しそう。みんなと違うのは、学校に行ってるか、行ってないか、ただそれだけ。
そんなある日、長男が、放課後近所のお兄ちゃんの家に遊びに行った時のこと。
ある別のお兄ちゃんに、
「学校は行かなきゃダメだよ、そうしないと大学にも行けないし、将来ニートになるよ」と言われたらしい。
それを聞いた長男は、家に帰ってきて「俺はニートにしかなれない」と言っていた。
落ち込んでいる。
その長男の様子を見た私は慰めるどころか
ふざけんな!!と思った。
私「あんたの人生、誰の人生だと思ってんの!!人に言われたからって落ち込むな!人に言われてこれにしかなれないって思うな!自分の人生は自分で決めろや!」
と長男に怒った。
私「それを言われて嫌だったなら、学校に戻ればいいじゃん!!」って話をした。
この時期、長男は前に比べて外に出たい気持ちが強かった。暇だからと1人で自転車で出かけたり、公園行ったり、買い物行ったり、YouTubeや、ゲームに飽きた時期でもあった。
家にいるより外に出たい、そして自分が暇であることを認めていた。
そんな心の変化のある時期を母親の私は「おっ?」と気になっていたので、タイミングをみては、「学校どうよ?」と声をかけていた。
年中の次男が1年生になる時に一緒に登校したり手伝ってもらいたい旨を話していた。
そのために少しずつ学校に行ってみるってのはどう?と声をかけていた。
その時はもちろん「え、、、、ヤダ、行きたくない、、、、」と答える。
そんなタイミングで「ニートにしかなれない」と落ち込む長男に「言われて嫌だったなら学校に戻れば?」と言った。
長男「え?イヤだ、、、、、」
だから質問を変えてみた。
私「じゃあ、今の学校に戻るのが嫌だったら、もし自分が行きたい、理想の学校があるとしたら、どんな学校に行ってみたい??」と質問してみた。
そしたら、長男は、うーん、と考えて答えた。
長男「あのね、俺はね、人数が5〜6人くらいで、給食があって、いじめがなくて、みんな仲良しで、いつも遊べる、楽しい学校があるなら行ってみたいな」
「むず。」って心の中で思ったけど、
私は長男に言った!
私「よし!そしたら、◯◯が理想とするような学校探してみるよ!」と言って、その時は
そんな学校あったらいいねーなんて言いながら会話は終わった。
その時に私は長男の理想の学校を見つけてやる!と決断したのだった。
そもそも、5〜6人て。
そんな公立の学校あるんか?
なんて思いながらも、学校探しを始める。
フリースクール、私立の学校も検討しつつ、
まずは前に見学したフリースクールにもう一度行ってみようと思い、連絡しようと思っていた。
そんな矢先、
たまたまInstagramを見ていた私は、
ある投稿が目に止まった。
「息子が4月から転校しました。
小規模特認校の学校です。」と。
投稿を読んでいくと、まるで長男が理想とする学校に似ているじゃないか!!!!
「マジで!????」
と思い、投稿した人に即メッセージを送る。
「詳しく話を聞きたいです!!!!!」と
メッセージでやり取りさせてもらう。
投稿した彼女は、私と同じ市内在住の、お子さんが同じ時期に不登校、私がアップした写真を見て、挨拶メッセージをもらい、フォローしていただいた方だった。
話を聞けば聞くほど、長男の理想の学校じゃん!!と思い、長男に、「こんな学校があるんだって!!」って伝えた。
長男「もう見つけたの??はやっ!すごいね!!」
私「どう?見学行ってみる?」
長男「うん、行ってみたい」
と、さっそく学務課に学校見学の申し込みをした。
正直、長男の口から「行ってみたい」と出るとは思ってなかった笑
その小学校は、同じ市内にあり、
小規模特認校制度を試験的導入している公立の小学校。
通常は指定された小学校に通学なんだけど、
この制度を利用したら、学区に引っ越さなくてもここの学校通えますよ、みたいな。
車でわずか15分くらいのところに理想の学校があったのだった。
奇跡。
あれよあれよとあっという間に新しい学校に転校が決まって今現在長男は理想通りの学校に通っている。
学校の詳細、学校見学についてはまた改めて。