椿や小梅

日本に住んでいます。エアコンのない部屋で、酷暑に耐え、極寒に耐えながら暮らしています。

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最近の記事

日本のドラマに 推しK-popバンド N.Flying のグッズが登場するだなんて!

日本のドラマに推しバンドの名前が出るということで、Tverで4話だけ見てみることに。 K-popの中でも歌って踊る系のアイドルではなく、バンドで楽器を奏でる系アイドルなので、日本のドラマで名前を出してもらえるなんて珍しすぎて驚きです。 ネット記事に掲載されていた話の内容では、病院でトラベルナースが奮闘するドラマで、若い患者がK-popファンという設定。その患者が推しているK-popアイドルが、私の推しバンド「N.Flying」ということらしい。 では早速、4話を見てみよ

    • 人生初4DXに乗ったら、アトラクション過ぎて、2時間おもしろ過ぎて、最高過ぎた話

       正直なめていた。 ちょっとした振動が時々あるくらいで、ちょびっと水が出るくらいで、ふんわり風があるくらいで、と思っていた。 なめていたので、こんなもん料金を上乗せしてまでして映画を観て面白いのかね…と昨日までは考えていた。 映画館用の特殊なシートで鑑賞できる環境効果技術が日本で初導入されたのが2013年。全国各地の映画館で次々に設置されて10年以上も月日が流れてはいたが、いまひとつ心を動かされなかった。   というのも、導入当初に体験した友人の話では、テーブルの鉛筆が転

      • 保育園の運動会ラストイヤーでパッションの踊りを目撃する

         甥っ子はこの世界で5年目の秋を迎える。 そんな彼は、今年が保育園ラストの運動会となり気合十分。 見に来て欲しいと熱望され乗ることにした。 当日は雨だったが、地域の大きな会館施設に併設している体育館で開催されるため雨天決行で行われた。 年長組は出番も多く、園児入場時の太鼓隊から始まり大団円の年長組リレーまで計5種目に出場する。 開会10分前に私が到着した時には、小さなトラックの中に年長組、年中組がスタンバイしており、大勢の保護者に囲まれていた。 ちなみに1歳児、2歳児は親

        • 秋なのだと視覚からだましていこう!

           寝苦しい夜から解放されて安眠を獲得してから数日が経ち、口々に秋めいたと宣う人々が急増していく毎日。 日中の日差しは相変わらず肌を刺し、どこが秋なのかと困惑しかない。 季節は期間で区切られているものだとばかり思っていたが、実際には時間で区切られてしまっているようだ。 深夜から早朝にかけてを秋。 それ以外の時間帯は、夏そのものだ。 まだまだアイスが美味しい。 夏のアイスから期間限定販売として秋の味覚味が出始めるようになり、お菓子の類も一斉に売り場を実らせていく。 サツマイ

          台風が直角に曲がる時、冷凍庫のBOXアイスが魔物と化する

           台風14号の進行方向が90度直角に曲がる予報が出て、日本列島への直撃を免れることは難しく、勤勉極まる庶民のやっと獲得した三連休を警報レベルの豪雨で台無しにしようとしていると知った。 この台風接近を期に、今日まで2カ月以上も続く酷暑が終焉を迎えるという専らの噂だ。 にわかに信じがたいほどの熱帯化が進む列島 エアコンのない部屋で長期に渡る日々熱帯回戦によく耐えたものだ。 われながら天晴れ。いや、晴ればかりでは困る。 昼夜問わず稼働し続ける2台の扇風機は、けなげに本日も稼働

          台風が直角に曲がる時、冷凍庫のBOXアイスが魔物と化する

          どんでんがえしを教えるべからず

          趣味を読書だと公言するほど”本”を読んではいないが 読書は好きだ。 ジャンルを渡り歩かず、ほとんどが小説。 年間読了冊数が飛びぬけて多いわけでもなく、気に入った本を2度、3度と思い立って読むこともある。 タイトル買いしたビジネス書や自己啓発系書籍に至っては、目次を読むだけで読了気分になり、おまけに賢くなった気分にさせてくれるので読んでいるうちには入らない。 タイトルと目次だけを吸い取った抜け殻本は、部屋の片隅に追いやられて数年放置されている。 南無阿弥陀仏… 書籍も映画

          どんでんがえしを教えるべからず

          秋風はどこ吹く風ぞ

          台風一過と共に秋めいてきたと誰もが言った。 おい、まだ暑いよ。 扇風機をしまうまで、あと何日暑いつもりなんだ。 腕の接地面が汗ばんでペタリとテーブルに吸い付く。 いや、暑いから。 身体が反応して汗かいてるから。 日中の日差しは文字通り肌を刺してくる。 日傘がないと耐えられない。 いまだ健在の入道雲を次々に発生させて、空が夏を見せつけてくる。 全然、暑いから。 めいてないから、秋。 もう9月、 されど9月、 9月はまだ夏の一部です。

          秋風はどこ吹く風ぞ

          暑さとか存在しない世界の住人、その名を甥っ子(5歳)という

           ここ数年あたり亜熱帯化してきた日本列島。 全国的に避暑地が消失し、野外フェスは烈火の炎に包まれ阿鼻叫喚でぶっ倒れてしまうことが容易に想像できた。 子どもの頃から長年貧血症との付き合いがあるので、大好きな野外フェスも今年は見送るべく、思いを断ち切るために前売りチケット販売情報が届くたびにスルーした。 炎天下の旅行も危険なので、実家への帰省一択でお盆休みの予定を組む。 エアコンで涼しい屋内で、のんびり過ごすつもりだ。 猛暑の屋外を避けて、家に籠ってやるぞと意気込んでみたもの

          暑さとか存在しない世界の住人、その名を甥っ子(5歳)という

          身近な大富豪のデスゲームに陥る前に

           食べ物の話は空腹時だからこそ、受け入れられる 食べ物関連の書籍にせよテレビ番組にせよ、気持ちも胃袋も満たされている中で、ましてや満腹になった大きな腹をなでながら、それでも貪欲に食物を摂取しようとは思わない。 最近、海外の知人から日本のテレビって食べ物の番組ばかりねと指摘された。 なるほど、街の情報番組も飲食店の紹介ばかりで、日本人は食べることにしか興味がないし視聴率が取れるのは「飲食のみ」と言われたような気がして恥ずかしくなった。 それに、大食い番組も多い 私は子ど

          身近な大富豪のデスゲームに陥る前に

          海外ドラマ「NOT OK. 」超能力者の思春期って、この先どうなるのよ

           予告動画に興味をそそられて4年前に制作された海外ドラマを見た。 アメリカの片田舎に住む女子高生が、小さな念動力に芽生えて…というお話。  映像から感じ取れるアメリカの空気感と、海外特有の少しさびれた田舎町、裕福ではないけれど古い一軒家暮らし、部屋のインテリア、そして不味そうな食事。 気だるい感じの映像がいい味を出していて、一話が20分程度と短いからどんどん続きを見てしまう。 スクールカウンセラーから、セラピーの一環で日記を書くことになった主人公が、日記に語るスタイルで物

          海外ドラマ「NOT OK. 」超能力者の思春期って、この先どうなるのよ

          山村美紗にハマる小学生のはじめての殺意

           番組などでよく聞く芸能人への質問。 「最初に買ったCDは何ですか?」 自分でも考えてみると、すぐにあの曲だなとめぼしがつく。 しかし、最初に自分で買った本は?と聞かれたら、すぐには出てこない。 大人に買ってもらったものか、自分で買ったのか。 幼少期のそのあたりがとっても曖昧。 記憶をぐるりと掘り返してみる。 多分、小学生の頃に買った山村美紗のどれかの殺人事件だろうか。 どの事件かは覚えていないけれど、アメリカ人のキャサリンが主人公になるシリーズが好きで、たぶんその中の

          山村美紗にハマる小学生のはじめての殺意

          生焼けの鶏肉は恐ろしさをあなどるなかれ

          あきらかな食中毒で5日間苦しんだ。 鶏肉好きの私は、焼けばすぐ食べられるようにと下処理と味付けを済ませて冷凍庫へぶち込み機が熟すのを待つのが常だ。 焼けばいいだけの状態にしてあるが、フライパンを使って焼き加減を見ながら台所にずっといるのは面倒なので、オーブントースターに入れてじわじわと焼く。 途中で野菜なども入れて一緒に焼くことで、たんぱく質と食物繊維を食することが可能となり、お手軽なうえに健康的だと自負しながら、焼きあがるのを待った。 料理に手間はかけたくない 食

          生焼けの鶏肉は恐ろしさをあなどるなかれ

          電気代より暑さ対策という悲しい現実

           暑さが本格的となり、熱中症や脱水症状による悲しいニュースも耳にするようになった。 灼熱の太陽のもとにいなくとも、屋内でゆっくりと過ごしていようとも、冷房器具がなかったり、エコのために温度を一定に保って汗ばみながらも働いて体調を崩したりするバカげた夏が到来している。 コロナ予防でマスク利用者を揶揄する強い言葉がSNSで放たれている中、感染して重症化し入院をしていた芸能人も少なくない。 いまさらコロナという人もいるが、きっとずっとコロナなのだ。 人の体調もそれぞれだから

          電気代より暑さ対策という悲しい現実

          蛸めしが夏の到来を告げるとき、井の中の蛙大海を知る

           毎年、半夏生には蛸を食べてきた。 まさかこれが関西圏だけの文化だったなんて知らずに。   地方ではまた別の風習があり、幼少期から慣れ親しんだ風習がまさかの全国区ではないことを知ったのは最近のことで、だからといって蛸を食らう風習を粗末に扱うつもりはない。   新しい風習は、大概商業的な目論みが見え隠れしてしまうが、それに乗っかるのも酔狂。 土用の丑の日に鰻、あの日はチョコレート、誕生日とクリスマスはケーキという感じで風習とはなんぞやと思いつつも、自ら神輿に乗ってみようではない

          蛸めしが夏の到来を告げるとき、井の中の蛙大海を知る

          映画「漁港の肉子ちゃん」を観て感動のあまり、焼肉のミスジが食べたくなった話

          映画「漁港の肉子ちゃん」を観ました。 西加奈子さんの同名小説のアニメ映画化されたもので、小説は未読なのですがタイトルを見た時に頭の中をZAZYが通り過ぎながら「なんそれ?」と言ったような感覚でした。 肉子ちゃんって… 漁港で肉子って、字ずらからくるイメージは「魚肉ソーセージ」。 明石家さんまさんが小説を読んで感銘し、映像化して残しておきたいと制作されたそうで、そこばかり大きく報道されて肝心の作品についてはマスコミでも語られいなかったなと記憶しています。 すでに劇場公開は

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          素手で販売される食品のOKラインはどこだろう

           毎年6月になると我が家では和菓子の「水無月」を食べる。 近所の和菓子屋が代替わりしてから、わらび餅か大福しか置かない店になってしまい、ここ数年困っていた。 そんな折、出先で個人商店の和菓子屋を発見。 省エネなのか店内が暗く電気はついていないが、扉は開いており営業はしているようだ。 しんと静まり返った店内はどことなく昭和の雰囲気があり、古めかしいショーケースは中途半端なレトロ感を出していた。 お目当ての水無月がショーケースにあるのを確認して、奥の椅子で居眠り中の女性店主に

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