我が家のハンターカブ整備&チューニング履歴エンジン腰上O/H編(後編)
ハンターカブのエンジン腰上分解掃除組み立てが完了。次に点火系や吸排気周辺部品を組み付ける。
国内仕様のハンターカブの点火系、今は珍しいポイント式である。
カムシャフトと同軸に機構がセットされる。
茶色いアームの先端にあるのがポイント(接点)。接点が開くとプラグに電気が流れて火花が飛ぶ。このユニットで点火タイミングを調整する。
後日、ポイント老朽化が原因で問題が発生して色々いじることになる・・。
点火系で重要なのが点火コイルとコンデンサー。
国内仕様のイグニンションコイルとコンデンサーはメーカー欠品なのでミニモト#5419を使用。コンデンサーはそのまま移植。しばらくしてから後日コンデンサーも交換することになる。
コイルの取り付け箇所はガソリンタンクの裏側部分。
コイルも無事に収まったのでガソリンタンクを取り付けるが、バラしたついでに燃料ホース(φ8-4)を交換。
キャブのストーレーナーも掃除。ゴミが溜まってるな〜やっぱり。
キャブ、ガソリンタンク、バッテリー等取り付ける。
バラしたついでに磨けるところは磨いておく。が、あんまり綺麗にならんね。
この後マフラーを取り付け、ガソリンを入れてキックをすること数回、あっけなくエンジンは目覚めた。
ピストンリング交換、すこ〜しだけ上がった圧縮比、燃料系を空にしたのでこの機会にハイオクガソリン仕様にすることにした。
この後、ステップやら荷台を組み付け、各部のチェックをして完了。
* * *
エンジンがかからなくなって点火プラグ付け外し時にネジ山を潰しかけ、エンジン分解せざるを得ない状況になってしまったわけだが・・一体何が原因でエンジンがかからなかったのか?点火プラグの火花が弱々しかったのでイグニンションコイルに問題があるかもしれないと考えていたが、オーバーホル後の組み立て時に古いイグニンションコイルにプラグを接続して火花を確認したところ、特に問題はなかった・・・。一応コイルは新しいものに交換したが・・・。
はて?何が問題だったのか?
長期間(この時は1ヶ月くらい)乗らないとキャブレターフロート内ガソリンの燃焼成分が揮発してエンジンがかからなくなる事があるそうだが、もしかしたらそれが原因だったのかもしれない・・。
そろそろエンジン分解して綺麗にしろというお告げだったのか・・。なんかわからんけど(関西特有の言い回し・・?)今回はこれで良かったのではないだろうか。
この先3万キロ(年間1000〜2000kmくらいしか走らないので)向こう15年は大丈夫だ♪
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