片男波が天橋立みたいに見える場所
ある人から海南市藤白神社横から入る熊野古道を最近よく歩きに行っている話を聞いた。そんなところに熊野古道あったんか・・。
どうやら道は藤白坂展望所を通って御所の芝まで続いているらしいが、地図上にそれらしきものは見当たらない。歩くのはまた今度にしてバイクで道路のある南側から御所の芝を目指すことにした。
——————
国道42号線 下津町塩津付近から山手道へ。これは県道か町道か・・?
塩津方面を望む、いきなり見晴らしが良いではないか。午前7時13分。
農道っぽい道を奥へと進んでいく。
岩峰寺へ立ち寄った。こんな奥まったところにお寺・・・と思って地図を確認したら下界から2km足らずのところだったりした。
さらに奥へ進むとすぐに分岐があり入っていくと集落が現れた。
お〜熊野古道・・・
道の奥に藤白塔下王子跡休憩所があった。休憩所から奥の道は山道となり藤白神社からここへは来るには徒歩でしか来れないことがわかる・・。
お堂へ戻って御所の芝とやらへ行く。
ハイカー夫婦がいたので挨拶。「上に登ったらいい景色ですよ〜」と言ってくれたので登ってみた・・。
広がる和歌浦片男波の景色、天橋立はちょっと言い過ぎか・・・でも見た瞬間はそう思ってしまった。いい眺めである。
和歌山市内が一望できるこんな場所があったなんて驚き。
この場所、海南藤白神社から徒歩で30分ほどで来れるそうだ。
バイクだとだいぶ大回りになるがGoogleで見てみると藤白神社からは距離約8.3km、所要時間 22分とのこと。くねくね道を走ったから遠い印象だったが意外と近い。自分は写真撮ったりしてるので必要以上に時間かかっていただけだったりする。でも車で行くのはオススメしない。対向するのが大変だ。
————————
景色を堪能したの後は元来た道へ。塩津から登ってきたくねくね道の先がどこに繋がっているのかを確認するが携帯電話の地図がフリーズしてわからない・・。
時間もあるので確かめに行くことにした。
見慣れた道に出た。
県道159号線 有田の田殿橋から下津町仁義へ抜ける県道にぶち当たった。いつもの走り慣れた道である。あ〜すっきり。
県道159号線を下って(地図上では北へ)下界へ降りしばらく走る。そして途中の看板を右折して元来たくねくね道に舞い戻る。岩峰寺方面へ。
—————————
そして、再び朝と同じ塩津の海を見渡せる場所へ戻ってきた。
随分日が高くなった午前9時26分。
狭い狭いエリアの行ったり来たり、とっても距離あるように思うのだが調べてみると大したことはない。いい景色を見ながら走るのは気持ちのいいもんだ。砂利道だったらもっと気持ちよかったかもしれない。
この日の走行距離 92km 所要時間は3時間半でした。
ルートはこんな感じ(藤白塔下王子跡を出てしばらく走ってからのログデータ)。