No.61 優先順位のつけかた
質問者:いわゆるゼネラリストとして仕事をしてきましたが、会社と自分の将来に不安あり。
で、あれこれ資格を取ってみたものの、貯金はなくなるわ、どれも仕事につながらないわ、で、だんだん焦り始めた30代女子。
Q:先生、「資格があると強い」と聞き、お金と時間をかけて着々と資格を取って来ました。なのに、なぜかどれも仕事につながりません…
将来への不安は、つのるばかり。
一体、どうすればいいのでしょうか?
A:そのような状況にある人の特徴は、2つあります。
一つは、ものごとの優先順位をうまくつけられていないこと、もう一つは、コミュニケーション・スキルで、損をしていることです。
1つずつ、お話しましょう。
最近は「風の時代」と言われるようになり、「楽しさ」「努力や苦しさは不要」と言われることが多くなりました。
ですが、考えてみてください。
仕事はなんでもそうですが、人さまから、大切な時間やお金を頂戴するところまで到達するには、一つのことを自らの仕事と定め、長い時間をかけた、相当の蓄積が必要です。
何があっても、長年、投げ出さずにやりきるだけの覚悟が必要なのです。
次々と資格をたくさん取っている人は、そのことを習得できるだけの積み重ねの時間やエネルギーをかけられているでしょうか。
自分がお客さんだとしたら、資格をとっただけで、そのスキルをろくに使っていない人に、大切なお金や時間を預けられるでしょうか?
あれこれやって、蓄積がおろそかになっている人は、まず、優先順位をきちんとつけるところから始めて下さい。
蓄積には、長い時間がかかるので、早めに、です。
もう一つは、別のところでお話ししますね。
質問者からひとこと:
とても耳に痛い言葉でしたが、なるほど、と思いました。
自分が本当にやりたいことは何か?
優先順位を考えてみます。
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