No.67 アンテナがとらえられる範囲は、
質問者:先日、先生が、若い方に、営業の際の話し方を指導されている場面に遭遇しました。
そのとき、「トーカ堂の北さんの「○○え~ん」みたいなのを見て、研究した方がいい」と言っておられました。
こういうテレビショッピングに限らず、先生は「語り」の「手本」となる例を、たくさんもっておられます。
先生が、どこからどのように収集しているのか、興味しんしんの30代女性。
Q:先生の情報収集法について、ぜひ知りたいです! 教えてもらえますか。
A:それを理解するには、「アンテナ」をイメージするとよいでしょう。
人は、自分の「関心」のあることしか、見えないようにできています。
そして、その「関心」の「範囲」、というのは、実は、思っているよりもずっと狭いのです。
自分を取り巻く360°の世界のうち、情報を拾えているのは、自分の関心がある「分野」だけ、量的には、10%くらいと感じます。
それ以外の「分野」の情報は、そこにあっても、まったく見えません。
そのかわり、拾えている10%の範囲の中は、かなり「解像度」が高くなっているから、自分の求めている情報には、アクセスできる。
私の場合は、「営業」「コミュニケーション」などに、非常に強い「関心」をもっているので、それに関することは、自然に、アンテナに引っ掛かります。
そして、参考にできる手本が集まるのです。
情報収集の「解像度」を高めるには、まずは「関心」がある「分野」が、絞り込めていなくてはなりませんね。
あなたが「関心」をもつ「分野」は何でしょうか? もしまだないならば、まずは、それを見つけてあげて下さい。
質問者からひとこと:
先生は、サーチミーでは、FCが高いと聞いています。
そのせいと思いますが、説明が目に見えるようで、おもしろいです。
「関心」の有無、そして強さが、情報収集能力を変化させる。
私は、いろんなことに関心がありすぎて、注意散漫なので、もう少し整理しようと思います。
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