No.63 人を感動させるレベルに至るにも?
質問者:最近、ショート・バージョンですが、安田先生のコミュニケーション講座を受ける機会を得ました。
話には聞いていましたが、予想していた内容、レベルをはるかに超える、充実度に驚いた40代女子。
Q:先生のセミナーを受けて感動し、次の講座も申し込んでしまいました。
先生のようなレベルの高いコミュニケーションに、少しでも近づくには、どのようなことを心がければよいでしょうか?
A:それは、常に、コミュニケーションについて「意識」していることです。
どういうことか、簡単にお話ししましょう。
私は、20代で社会に出てすぐに、苦手な営業をすることになり、コミュニケーションの大切さに気付きました。
以来、50年近く、一貫して、コミュニケーションを「意識」し続けてきました。
そして、困ったことがあっても、その都度、コミュニケーション・スキルに助けられて、様々なことを乗り越えてこられた。
その結果が、人さまにも、経験則をお伝えできるだけの蓄積となったのです。
それらをお伝えする機会をいただき、「感動した」と言われるのは、ありがたいことです。
長い時間をかけて「スキル」の研鑽を続けるなら、それが「芸」の域に達するときがやってきます。
そこまでやり続けたから、人を感動させることができるのだと思います。
ただし、最初は、スキルの習得から始めるしかないのです。
いつも「意識」して、学んだスキルを使って日常を過ごしてください。
見える景色や経験が変わるはずです。
質問者からひとこと:
スケールが大きくて、圧倒されるお話でした。
今は、効率とか合理的、と言われることが多く、時間をかけ、努力することを避ける風潮があるので、考えさせられました。
確かに、時間をかけて着々とはぐくまれたものは、促成栽培にはかなわない気がします。
これから、日々「意識」することに取り組みます。
ちなみに、私が受けたのはこれです。
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