No.22 同じ不満でも、言い方によって印象はだいぶ違う?
質問者:今の時代、直接はムリでも、SNSなどで常に情報発信しないと、存在すら忘れられてしまう、と聞きます。
ですが、炎上を見ると、ためらってしまう30代男子。
Q:フランク先生、情報発信するとき、炎上したり人が気分を害したりしないやり方って、ありますか?
A:それは、例えば私だったら、ということでお話ししましょう。
ものすごく頑張ってお金を稼いでも、税金でごっそりもっていかれます。
それは、多くの高額納税者にとっては、不満でしょう。
それをどう表現するか? 私だったら?
せっかくみんなのために税金をたくさん払っているのだから、金色のバッチをプレゼントしてもらいたい。
それをつけている人は、役所に行ったときなど、シルバーシートでなく、プラチナシートに座ることができる。
そういうのを子どもが見たら、かっこいいと思ってくれるかもしれない。
それに飛行機だって、お金を余分に払えば、先に乗り降りさせてくれるでしょう。
あとは、ごみの収集日に関係なく、ゴミ出ししてもいいBOXのプレゼントとか。それ、助かるんだけどなあ。
どうでしょう? 社会にはいろんな意見があってよいと思うけど、言い方ひとつで相手が受ける印象は、だいぶ違いませんか?
だから、コミュニケーションのスキルは、学んでおく方がいいんです。
答えを聞いて、質問者からひとこと:
確かに。攻撃的でなく、こんな笑いを誘う言い方なら、お金持ちに、ちょっと同情する気持ちさえ、湧いてきますね。
コミュニケーションのスキルって、確かに大事。早めに勉強した方がよさそうですね。