No.93 逃げ足が速くないのは、実は?
今回もコラム的内容です。
前回は、耳に痛い記事でしたので、お次は、息抜きに読んで頂けそうなものを。
そして、サーチ・ミー関連です。
どこの家庭、グループ、組織にも、CPタイプが怒っているときに、もっというと、怒りそうな気配の時、すばやく察して逃げるのが得意なタイプ、いつもだいたい逃げ遅れるタイプがいないでしょうか?
家庭だと、兄弟姉妹の構成によるでしょうが、多くは、長女が逃げそびれて「怒られ役」になるのでは?と思います。
そんな、要領が悪くて逃げ遅れ、みんなを代表して?怒られる役回りの人は、普通は、損な人、かわいそうな人、と思われていることでしょう。
ですが、最近、サーチ・ミーの目を通して観察するようになってから、そうでもないぞ、と思うようになりました。
子どもの頃から、いつもいつも、CPにガミガミと怒られて育つと、働き始めてからCPに怒られても、他の人よりはダメージが少ないことを前に書きました。
で、気づいてみれば、CPに耐性がつくことよりも、もっと大事?なことがあった。
それは、しばしば怒られるので、CPの気持ちや、ものごとに対する判断基準、考え方を聞き、理解するチャンスが得られることです。
多くの組織で、CPタイプは、決定権をもっています。
そんな人の心中を理解できるようになったら?
これは、世を渡っていくうえで、強みになるかもしれない。
みんなが逃げて誰もいなくなった後に、いつも一人取り残されて、 怒られる×××
実は、そのお役目は、かなりお得だったのかもしれません。
そして、創造的にやれば、なんだって「ゲーム」になります。
怒られ役を「修行」にするのはどうでしょうか?
自分は今、強力なパワースポットで滝行をしている、そうイメージしつつ、聞くのです。
そうすれば、降り注ぐ怒りのパワーは自分を浄化してくれ、言っている内容は、自分の糧になる。
そんな空想をすると、お金のいらない、自粛中でも自宅できるパワースポット巡りになるかもしれません。
この例もそうでしたが、サーチ・ミーの目を通して、世の中、できごとを眺めると、思いもよらない発見や楽しみ方がある、そう思います。