英語の苦手な発音アクセントをChatGPT新ボイスモードで克服する方法
2024年9月、ChatGPTに新しい「アドバンスドボイスモード(Advanced voice mode)」がリリースされ、全世界に衝撃を与えました。
英語学習者にとってはより自然な英会話練習ができるようになったうえ、特に英語の発音やアクセントの練習を独学で可能になったことが革命的と話題になっています。
本記事では、この新機能の詳細と、英語学習のなかでも発音アクセントを矯正する方法を解説していきます。
アドバンスドボイスモードとは?
アドバンスドボイスモードは、有料ユーザー向け(ChatGPT PLUSおよびTteamプランユーザー)に提供されており、従来のボイスモードをさらに強化した音声機能です。
このアップデートにより、ユーザーは声の種類やアクセントの設定を自由に選べるようになり、よりリアルな英会話体験が可能になりました。
4つの特徴
声の選択肢が増加
これまでの4種類から9種類に声のバリエーションが増えました。
ユーザーは自分の学習スタイルや目的に合わせた声を選ぶことで、個性豊かな英会話を楽しむことができます。抑揚やアクセントの設定が可能
アメリカ英語、イギリス英語、インド英語など、異なるアクセントを選ぶことができるだけでなく、抑揚や感情表現も調整可能です。
これにより、日常会話からビジネス英語まで、さまざまなシーンに適応した学習が実現します。応答速度の向上と割り込み機能の追加
新しいボイスモードでは、従来よりも応答速度が向上し、会話のラリーがスムーズになりました。
さらに、ユーザーが途中で割り込んでもその発言を聞き取り、的確に反応してくれるため、より自然な会話が可能です。話すスピードの調整が可能
英語学習の初心者向けにはゆっくりと、上級者向けには早口で会話できるよう、話すスピードを調整できます。
これにより、リスニングや発音練習のレベルに合わせたトレーニングが可能です。
これらの特徴により、英語の発音練習や英会話学習など、従来のボイスモードでは難しかったリアルな英語学習を独学で実現できるようになりました。
概要は下記の記事でもご紹介しています。
実際の発音練習の会話例
それでは、実際にChatGPTの新しいアドバンスドボイスモードを使った英語発音の練習例を見てみましょう!
苦手な発音の添削
アドバンスドボイスモードでは、個別の発音練習が可能です。
難しい発音を繰り返し練習し、正しい発音を身につけることができます。
ユーザー
これから英語の発音の練習をしたいので、
付き合ってくれませんか?
ChatGPT
もちろんお手伝いしますよ。どんな発音を練習したいですか?
ユーザー
"Literally" です。
ChatGPT
はい、いいですね。
この言葉は特に「T」と「R」の発音が難しいので、
ゆっくり発音してみましょう。もう一度ゆっくり言ってもらえますか?
ユーザー
Literally(不自然な発音)
ChatGPT
惜しいです。「T」の音が少し聞こえにくかったので、
もう一度ゆっくり試してみましょうか。
ユーザー
Literally(正しい発音)
ChatGPT
いい感じです!とっても良くなってきています。
TとRの発音がだんだんクリアになってきました。
素晴らしいです。今の発音、本当に完璧です。よく頑張りましたね。
ユーザー
イギリスアクセントで教えてください。
ChatGPT
了解しました。イギリスアクセントで発音すると、
「Literally」という感じになります。
ユーザー
Literally(イギリス発音を真似て)
ChatGPT
その発音もバッチリですよ。
ユーザー
Literally(イギリスアクセントで)
ChatGPT
はい、その通りです!
イギリスアクセントでの「Literally」、すごくいい感じですよ。
早口言葉の練習
アドバンスドボイスモードでは、発音練習に効果的な早口言葉の練習、添削をしてもらうことができます。
似ている発音や難しい発音を早く繰り返す練習をすることで、正しい発音を身につけることができます。
ユーザー:
早口言葉を英語で言ってください。
ChatGPT:
では、こちらをどうぞ。
「Peter Piper picked a peck of pickled peppers.」
なかなか挑戦しがいがありますよ。
ユーザー:
もう一度ゆっくり言ってください。
ChatGPT:
もちろんです。
「Peter Piper picked a peck of pickled peppers.」
(ゆっくり発音)
ユーザー:
可能な限り早く言ってください。
ChatGPT:
OKです。
「Peter Piper picked a peck of pickled peppers.」
(早口で発音)
ユーザー:
練習します。
ピーター…(口籠る)
ChatGPT:
頑張ってください!
その調子ですよ。
ユーザー:
「Peter Piper picked a peck of pickled peppers.」
ChatGPT:
とてもよくできていますよ。
どんどん滑らかになってきていますね。
似ている英単語の発音練習
異なるアクセントを使い分けることで、イギリス英語とアメリカ英語の発音や表現の違いを学べます。
ユーザー
「船のShip」と「羊のSheep」について発音の違いを教えてください。
ChatGPT
もちろんです。
「Ship」は「Ship」と発音し、短く鋭い「イ」の音です。「Sheep」は「Sheep」と発音し、長く伸ばす「イー」の音です。
発音の違いは母音の長さと音の出し方にあります。
ユーザー
これから言うので、合っているか教えてください。
ChatGPT
もちろんです。どうぞ。
ユーザー:
Ship、Ship。
ChatGPT
いいですね。「Ship」の発音、バッチリです。短くて鋭い「イ」の音がよく出ています。
ユーザー
Sheep、Sheep。
ChatGPT
その発音も良いですよ!
「Sheep」の長い「イー」の音がしっかり出ています。
ユーザー
Ship、Sheep。
ChatGPT
素晴らしいです!
どちらも本当に良い発音です。
練習の成果が出ていますね。
リエゾンの練習
英語のリエゾン(音のつながり)を学ぶことは、スピーキングだけでなくリスニング力の向上にも非常に役立ちます。
ユーザー:
次に英語ネイティブが話すように単語をつなげて
リエゾンする練習をするために一つ例文を出してください。
ChatGPT:
では、一つずつ練習してみましょう。
まず、「What are you up to?」をつなげて言ってみてください。
ユーザー:
What are you up to?
ChatGPT:
いい感じです!
「What are you up to?」のようにリズムよく言えてますね。
続いて「I have to go」をつなげて言ってみましょう。
ユーザー:
イギリス発音で練習したいです。
ChatGPT:
もちろんです。
イギリスアクセントで発音すると「I have to go.」となります。
試してみますか?
ユーザー:
アメリカ英語とイギリス英語の違いは何ですか?
ChatGPT:
アメリカ英語の「I have to go.」と比べて、
イギリス英語では「Have to」が少しはっきりと発音されて聞こえます。
特に「V」の音がアメリカ英語よりも強調されるのが違いですね。
ユーザー:
I have to go.(イギリス発音を真似て)
ChatGPT:
いい感じです!
イギリスアクセントの雰囲気が出てきましたよ。
ユーザー:
ありがとう。
ChatGPT:
続いて「Did you eat yet?」をつなげて言ってみましょう。
「Did you eat yet?」と言ってみてください。
ユーザー:
Did you eat yet?
ChatGPT:
いいですね!
「Did you eat yet?」のつなげ方、すごく自然です。
バッチリですよ。
ユーザー:
もっとゆっくり話して、
リエゾンがわかりやすいように言ってください。
ChatGPT:
わかりました。
「Did you eat yet?」をゆっくりつなげて言うと、
「Did you eat yet?」(ゆっくり発音)となります。
ユーザー:
Did you eat yet?(ゆっくり発音)
ChatGPT:
はい、その感じです!
つなげ方がとてもわかりやすく、リエゾンがしっかりできていますね。
各国アクセントで感情を込めて発音練習
アドバンスドボイスモードでは、感情を込めた発音練習も行えます。
たとえば、喜びや悲しみを表現する単語を大げさに発音して感情表現の練習をすることができます。
また、異なるアクセントの使い分け、発音の違いを学べます。
ユーザー:
喜びを最大限に表す英単語を教えてください。
アメリカ人になりきって、感情を込めて大げさに発音してください。
ChatGPT:
OK, here goes: 「Exhilarating!」
It's that feeling when your heart races with pure joy,
like you're on top of the world!
(アメリカ英語で興奮した様子)
ユーザー:
オーストラリア人になりきって、とても悲しい感情を表す英単語を
感情を込めて大げさに発音してください。
ChatGPT:
Alright, here goes: 「Heartbreaking.」
It's that gut-wrenching feeling of deep sorrow that just leaves you shattered.
(オーストラリア英語で悲しい様子)
ユーザー:
恥ずかしいを意味する英単語をアイルランド人になりきって
感情表現豊かに大げさに発音してください。
ChatGPT:
Right then, here it is: 「Embarrassing!」
It's that cringeworthy feeling that makes your cheeks burn bright red!
(アイルランド英語で恥ずかしい様子)
※実際の会話デモは下記動画からご覧いただけます。
まとめ:新ボイスモードで英語発音を改善しよう!
アドバンスドボイスモードの登場により、これまでのボイスモードでは実現できなかった高度な英語学習が可能になりました。
特に、声の種類やアクセントを選べること、スピードや感情表現を調整できることにより、これまでのChatGPTでは難しかった英語の発音やリスニング力向上のための学習が独学で出来るようになりました。
英語学習を自宅で効率よく進めたい方や、発音やリスニングに苦手意識のある方は、ぜひこのアドバンスドボイスモードを活用してみてください。
クイーンズ英語やオーストラリア英語に挑戦したり、同僚のインド訛り英語に慣れる練習など、あらゆるシーンで役立つ実践的な英語力を身につけることができるでしょう。
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