バチェロレッテの「女神力」 <Season1 エピソード3>
女性として人として、学びが多かった『バチェロレッテ・ジャパン』。
バチェロレッテの萌子さんが、男性にとって "女神のような存在" であるわけを、追っかけてみました。
エピソード3 は...
続・沖縄(メンズ 17人 → 8人に絞られる回)
今回、見えてきたのは
<萌子さん = 男性に内省を促すひと>
一人一人と真剣に向き合おうとしている萌子さんから、
男性たちが受けている影響について、考えてみました。
注目したのは、今回でお別れすることになった、メンバーたちの言葉。
軽いノリのイベントオーガナイザー、藤井さん。沖縄メンバーの中で、いち早くフラれてしまった...
彼のウリの明るさは、軽薄さとも感じられて、あまり魅力を感じられなかった...
けれど、フラれた後、彼が思いを語る姿には、初めて真剣さが漂っていたと感じた!
藤井さんは、選ばれなかったことを振り返りながら、自分は
「芯がない」「自信がない」「世界一ダサい男」
と言う。
エピソード1 では、アドバイスしてくる萌子さんに対して "ダメ出しされた!" と、軽く責めてさえいたのに、今回はなんと、反省している。
そして「でもこれから... 世界一かっこいい男になれるように頑張ります」
と、言い切った。
頑張って、いい男になって、自信を持ちたいと思ったのだと思う。
やっぱり、萌子さんに褒めてもらいたくて。
藤井さんが頑張ろうと思えたのは、ダメな自分を直視できたから。つまり萌子さんは、自分を向き合うことを促し、そこから頑張らせるところまで、導いた。
男性が勝手に頑張っているように見えて、そのベースには彼らに自分との対話をさせているという、女神力あり。
<萌子さんの "リフレーム力" にも注目!>
メンバーの一人が、萌子さんに向き合おうと決意して。離婚歴や、自分の浮気が原因であるという事実を、打ち明けた。本人も視聴者も、ネガティブに受け止め、緊張を噛みしめていると...
それが人生だもん、重たい話だとは思わない、と言った萌子さん。そして
" 結婚したこと、人を傷つけてしまったという思い、その経験値を持ってるよね! "
確かに!彼の不倫・離婚はそのまま、経験値。
視点を変えたら、事実がそのまま、ポジティブ味を帯びてきた!
そして彼は、 "受け入れてもらった" と感じることで、自分自身を受け入れるきっかけを手に入れることになった。
ちなみにこの後、恒例のローズ・セレモニーで、このメンバーはローズをもらえなかった。けれど別れ際、もう過去の恐怖から逃げないと宣言。萌子さんに背中を押されて、人生を前進させられそうな気配あり!
会って間もない男性たちに、これだけ決意させられることってあるだろうか? 人生に影響を与える女性って、間違いなくいい女。