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20240310の夢/傘

首里(?)から那覇(?)まで歩く途中、公園で催事が行われているのでのぞく。ステージでしゃべってる人の話は、地元の人でなければおもしろさが伝わらないやつだとおもった。草団子のようなみためのムーチー(?)を買って食べる。テントのブースには雑貨屋さんもあり、柄の部分が籐になっている傘を買う。かわいい。

空港に着き、先に荷物を預ける。傘もいっしょに預けた。いろいろ新しいショップができていたのでしばらく物色し、定刻通りOKAからFUKへフライト――    到着ロビーで父と弟たちが待っているというので気持ちが焦っている。キャリーケースを受け取り急いで外に出る。ひさしぶりに会う父と弟の会話はあいかわらず漫才みたいで、誰に聞かせるわけでもないのにリスナーのウケを意識しているのが伝わってくる。(意識高ぇ〜)と感心しているわたし。

サービスエリアのようなだだっ広い駐車場に、白く塗られたコンテナハウスが数棟並んでいる。休憩・宿泊用の施設らしい。トイレはSAのを共用で、バスはないがシャワーがついている。ただしお湯にならないうえに、浴びるのは外なので寒い時はムリじゃんこれ、と思いながら頭にシャワーをかけて寝グセのついた髪を直そうとする。横を通るカップルが変な目でわたしをみてきて気まずい。

髪を乾かして戻ると、弟が興奮した口ぶりで「お父さんマジですごいとって!金玉完全に出して歩いたけどバレんかったとよ!」とか言ってて、わけわかんないと思う。「ほらみて!こんな感じで出しとったとよ!?」って自分ので実演してくるが、見たくねぇよ……てか外でやんなよ、と思い無視する。

ふと傘を空港で受け取り忘れたことに気づく。どうしよう、電話しようかな、今日定休日じゃないかな、まだ捨てられてないかな、那覇に送り返されてないかな、あれっ?そもそも傘預けたっけ?だとしたら取りに行くのたいへんだな、と頭がぐるりだす。

「とりあえず電話しぃよ」と誰かがいうので、ちょっと落ち着いた。

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玻名城ふらん(hanashiro fran)
ちゅーる代