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20241013の夢/ライブハウスのおふろ

路地裏から地下におりていく書店?カフェ?はライブハウスでもあり、ぼくらは後輩のライブをみにきている。

人混みは苦手だからぜんぜん乗り気じゃなかったのに、「人集まんなくて」っていうからチケットを買ってきてみればそこそこ入ってて、通路をすれ違うときにはお互いにからだをひねらないといけないくらいにはなってた。

後輩たちの出番は三組のうちの三組目で、まだ一組目がはじまってもいないうちから来てしまったことを後悔する。書店?としてのコーナーも見飽きてきて、「やっぱ帰ろっかな」って連れにいうと、「なにいってんの?  〇〇ちゃんたちかなしむよ」と後輩の名を出してくる。「てか、チケットどうした?」って聞かれてぼくはあわててポケットからチケットを取り出し、ドリンクの列に並ぶ。

「そういやここ、トイレにおふろあるらしいよ」といわれ、開演間近なのにぼくはおふろにはいりにゆく。トイレの個室のひとつが家庭用のバスタブの置かれたおふろになっていて、アコーディオン式のカーテンで仕切られている。服を脱ぎ湯船につかると一組目が始まる。ギターの弾き語りをするやつと、パワポをつかった発表をするやつのグルーヴィングを売りにしているバンドとのこと。発表のパートが長引いて押しているようで、グルーヴもクソもあったもんじゃない。ゆっくり湯船にひたってたいぼくは(いいぞもっとやれ)と思っている。

アコーディオンカーテンを開けていると、湯船につかりながらでも通路に立っているスタッフがみえる。(そういや、バスタオル、もってなかったな……)と今さらながら思い出し、どうやってあがろうか思案している。下着などで軽く水気をとって、半分濡れた感じで服を着るしかないかと覚悟を決めた。


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玻名城ふらん(hanashiro fran)
ちゅーる代