「ニッチ戦略」は「勝ち戦略」なのか
店舗型ビジネスを支援していると「集客」の悩みは避けてとおれず、必ず当たる壁だったりします。
春夏秋冬、1年中ずっと好調なら苦労もないですが、そうもいかない訳で。
どんな業界、業種でもいわゆる「競合店」というのは存在するかと思います。情報化社会が加速する中、あの手この手で各店がしのぎを削っています。
競合と同じ動き、演出をしていないか?
例えばですが、A店、B店どちらも「パン屋」だとしましょう。
どちらも自宅から同じような距離です。商品数や価格帯も似たり寄ったりで大きな差はありません。みなさんなら何を基準に店選びします?
「接客」という回答が多いかと思います。
そこまでは良いのですが、あくまで接客というのは店舗の敷居をまたいだ後、来店してからでないと始まりません。
そういった意味においては、まず「集める」段階から差別化を図らないと、いつまでたっても集客の改善につながりません。
店舗前の演出やチラシや情報誌、テレビCMなどなど、広告宣伝はいろいろあるでしょう。ただし、意外と競合店とほとんど同じ内容で宣伝してしまっているお店が多かったりします。
そういった店舗に限って「お客さんが来ません」という連絡をしてきたりします。
他店が嫌がる事、実施していない物は差別化できる
当たり前ですが、他店では断っていること、実施していない内容の施策は大きな差別化に繋がります。ポイントはそれを「やり続けること」です。
1度実施したら終わりではなく、絶えず考え続け、変化し続ける必要があります。
懸念点としては「奇策」であることです。
「奇策」であるがために、人の目をひきつけることはできるでしょう。
ただし、その奇策が全く刺さらないというリスクも当然あります。
そのリスクをチャレンジと取るか、恐れてやらないかでは、その後の成長速度に大きな差が生まれます。
さて、みなさんだったら「奇策」を取り入れますか?
今回も最後まで読んでいただきありがとうございます。<(_ _)>
また次回の記事でお会いしましょう。
ではでは。
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