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「#家の盤全部聴く」No.200~ブーレーズ指揮ニューヨーク・フィルハーモニック&クリーヴランド管によるSACD3盤

#家の盤全部聴く 」記念すべきNo.200です♡
 今回は、ピエール・ブーレーズ指揮によるSACDシングルレイヤー3盤を紹介します。
 写真はすべて、所有盤のものです。

 クラシック音楽を聴き始めてから二十年以上、ブーレーズ指揮というのはなんとなく敬遠していました。ブーレーズの指揮が素晴らしい、と思ったのは、残念ながら逝去後(2016年1月5日以降)でした。
 確か、NHKで何か追悼番組的なものをやっていたような記憶があります。それをきっかけに、「案外ステキかも?」と思い、思い切って、「春の祭典」のSACD(後述)を入手しました。
 演奏の迫力と、SACDの音の素晴らしさに魅了され、以後、可能な限り、ブーレーズ指揮のSACDをコレクションしてみました。今のところ、それほど多くはないです。
 SONYからSACD初期に出た3盤はどれも素晴らしいです。残念ながら、SACDとしては現在入手が難しい(中古市場はわかりませんが・・・)ようです。

ヘンデル:水上の音楽&王宮の花火の音楽

 20世紀音楽のスペシャリストである、あのブーレーズがヘンデル?私もこの盤を初めて見つけた時は???というか不安でした。しかし、実際に聴いてみると、杞憂でした!
 いや、それどころか、古楽器演奏も含めて、最も素晴らしい「水上の音楽」&「王宮の花火の音楽」だと思っています。そして、ブーレーズの録音所有盤の中で最も気に入っている盤です。
SACDシングルレイヤー。廃盤のようです・・・
 録音時期等は写真参照。
オススメ度 ☆☆☆☆☆

ヘンデル:水上の音楽&王宮の花火の音楽(表)
ヘンデル:水上の音楽&王宮の花火の音楽(裏)

ストラヴィンスキー:バレエ音楽「春の祭典」

 ストラヴィンスキーの「春の祭典」は名盤がたくさんありますが、ブーレーズのこの盤は、間違いなくベスト3~5には入る演奏です。SACDの音もどれだけ絶叫的であってもうるさくならず、しかも迫力があり、心地よささえ感じるほどです。
 「春の祭典」だけの収録内容。録音時期等は写真参照。
 ジャケットがとても印象的です。
 SACDシングルレイヤー。こちらも廃盤・・・
オススメ度 ☆☆☆☆☆

春の祭典(表)
春の祭典(裏)

ラヴェル:管弦楽曲集

 フランスらしさ、というのはほぼ感じませんが、精緻でダイナミックな演奏が魅力です。
 録音時期等は写真参照。
 SACDシングルレイヤー。こちらも廃盤・・・
 オススメ度 ☆☆☆☆

ラヴェル:管弦楽曲集(表)
ラヴェル:管弦楽曲集(裏)

SONYさんかタワレコさん、ぜひSACDの名盤を復活させてください!

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てんてん《TenTen》
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