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野狐(やこ)との遭遇~札幌市豊平区・天神山緑地にて(2022.12.29)

 タイトルは有名なSF映画「「未知との遭遇」のパロディです。

野狐」という言い方を使うことはほとんどないと思いますが、「野狐禅」(やこぜん→禅宗において、禅に似て非なる邪禅のこと。「無門関」という禅の本に出てくる。)というのは仏教用語でありますので、それを拝借しました。「未知(みち)」の二文字で「狐」を表せないか、と色々思案して・・・(ちなみに、「無門関」読んだことあります。メチャクチャで面白かった、という記憶があります。)

 さて、狐に至近距離で出会った、という話をしたかっただけなのに、大変脱線して申し訳ありません。本論に移りましょう。

 2022年12月29日、札幌市南区の澄川駅方面から、札幌市豊平区の天神山緑地を通って、とある飲食店(「黒牛セブン」というハンバーグの店。毎月29日になると、お得がいっぱい!)に行こうとしていました。
 天神山緑地は、住宅街の中に存在する公園で、標高85mの天神山(山というよりは丘に近い)があります。面積は、64178㎡とのことです。

天神山入口
入口から100~200m付近のところで、狐を発見。
狐がいるのは、実はそんなに珍しいことではありません。
私の家の近辺でも、月に1度くらいは見かけることがあります。
狐がだんだん近寄ってきました・・・
さらに近寄ってくる狐
これで確か距離5mくらい
2m近くまで寄ってきた狐。
こんなに近くで狐を見るのは初めてでした。
夢中でスマホ写真を撮りました。
さすがに距離が近いと、怖い感じがありましたので、できる限り離れました。
実はこの狐、その後もついてきていました。
「黒牛セブン」からの帰り道も、天神山緑地を通りました。
しかし、狐はもういませんでした。
天神山緑地の出口。

 北海道で一番怖い野生動物は、もちろんヒグマですが、狐も実は怖い野生動物です。狐がどんなにかわいく見えても、絶対に触らないでください。
 狐の糞を介して、エキノコックス症という恐ろしい病気に罹患する可能性があるからです。


エキノコックス症の感染ルート


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