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「#家の盤全部聴く」No.197~クレンペラー指揮フィルハーモニア管による「ドイツ・オペラ序曲集&ワルツ」と「管弦楽名曲集 - 朝比奈隆, 大阪フィル」

#家の盤全部聴く 」No.197です。
 今回は、クレンペラー指揮フィルハーモニア管による「ドイツ・オペラ序曲集&ワルツ」と、「管弦楽名曲集 - 朝比奈隆, 大阪フィル」の2盤を紹介します。
 写真はすべて、所有盤のものです。

 今回これらの盤を紹介するのは、今ひたすら家にあるワルツの盤を聴いているからです。厳密に言えば、この2盤は、ワルツ「も」入っている、ワルツがおまけ、みたいな盤、とも言えます。

クレンペラー指揮フィルハーモニア管による「ドイツ・オペラ序曲集&ワルツ」

 SACDハイブリッド盤。タワレコ限定。
 この盤も一旦は売却候補にまで挙がっていましたが、改めて聴くと、素晴らしい盤だなと実感しました。ウェーバーの3曲の序曲は、たぶん3本の指に入れたい名演奏だと思います。ヨハン・シュトラウスⅡ世の「こうもり」序曲と皇帝円舞曲は、軽やかさに欠けますが、その分、シンフォニックな魅力が十二分に引き出されています。
オススメ度 ☆☆☆☆

「ドイツ・オペラ序曲集&ワルツ」(表)
「ドイツ・オペラ序曲集&ワルツ」(裏)

【曲目】
1. カール・マリア・フォン・ウェーバー:歌劇「魔弾の射手」 序曲
2. 同:歌劇「オイリアンテ」 序曲
3. 同:歌劇「オベロン」 序曲
4. エンゲルベルト・フンパーディンク:歌劇「ヘンゼルとグレーテル」 序曲
5. 同:歌劇「ヘンゼルとグレーテル」 より パントマイム
6. クリストフ・グルック:歌劇「オーリードのイフィジェニー」 序曲
7. ヨハン・シュトラウス 2世:喜歌劇「こうもり」 序曲
8. 同:皇帝円舞曲 作品437

【演奏】
フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)

【録音】
4-6.V.(1,3), 28. IX(2), 27. IX(4), 27,29. IX(5), 29. IX(6), 1960.30.X & 2.XII (7), 20. X(8, 9), 1961 Kingsway Hall, London

https://tower.jp/item/5144855

管弦楽名曲集 - 朝比奈隆, 大阪フィル

 通常CD。
 ワルツがすごい、というタワレコの販売ページに書いてあったことを信じてみて、買ってみました。全体的に、筋肉たくましい演奏といえます。ヨハン・シュトラウスⅡ世の「春の声」、トリッチ・トラッチ・ポルカ、「皇帝円舞曲」はワルツというよりシンフォニーという感じです。
 朝比奈がワルツを指揮する、というレア度をとるか、それとも、チャイコフスキーの弦楽セレナーデの力みなぎる演奏をとるか・・・
オススメ度 ☆☆☆

管弦楽名曲集 - 朝比奈隆, 大阪フィル(表)
朝比奈隆がカーネルおじさんのように見えてしまう・・・(ゴメンナサイ)
管弦楽名曲集 - 朝比奈隆, 大阪フィル(裏)

【曲目】
1. チャイコフスキー:弦楽セレナード ハ長調
2. リムスキー=コルサコフ:序曲「ロシアの復活祭」
3. リャードフ:八つのロシア民謡より「愁いの歌」
4. ウェーバー:「オイリアンテ」序曲
5. シュトラウス二世:春の声/トリッチ・トラッチ・ポルカ/皇帝円舞曲
【演奏】
朝比奈隆(指揮)、大阪フィルハーモニー交響楽団
【録音】
1)1981年2月16日 第172回定期演奏会
2)1981年2月16日 第172回定期演奏会
3)1976年11月26日 第136回定期演奏会
4)1974年9月11日 第118回定期演奏会
5)1980年3月14日 ABC創立三十周年記念オープニング・コンサート
[全曲ライヴ、ステレオ録音(ウェーバーのみモノラル)]
演奏会場:フェスティバルホール
音源提供:朝日放送
サウンド・マスタリング:WEITBLICK

https://tower.jp/item/3033254


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