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エゴには見いだせないハイヤーセルフの最適解

昨日は久しぶりに柏で『アドバンスト練習会』を行いました。
ご参加の皆様、ありがとうございました。

やっぱり対面、よいね〜♡
タイムラグが無いし、全員が同じ場所にいることによるエネルギーの高まりと融合があるのよね。昨日はみんなで強力なヒーリングと調整の磁場を作り出し、そのエネルギーに浸る会となりました。

寝ちゃった方も、寝ている間にハイヤーセルフのエネルギーを受け取って、調整されていますから大丈夫ですよ。

みんなちゃんと「つながっていて受け取れている」のに「私はまだつながってない。受け取れていない」と思いがちなんですよね。

昨日もお話ししたことですが、ご自身がこだわっている「HSとの繋がり方&ガイダンスの受け取り方」になっていないだけで、ちゃんとみんなできます。昨日、シェアしてくれた方々は全員できてますよ。でも、エゴちゃんは「自分が望むスタイル」にこだわる人なので、できてないと思いたいのだ。

で、そう思い込んでいるうちに(お望み通りに)受け取れなくなってしまうから、もうここから先は、いつエゴが諦めるか…ですね。

昨日は「エゴの自分が考える最適解と、ハイヤーセルフが考える最適解が全然、違うこともあるらしいですね」という驚きをシェアしてくれた方がいたので、ここで改めて「そうです!」と答えておきます。

そして、エゴの自分としては承諾し難い最適解をハイヤーセルフが示してきて、それに従った時、物事はどう運ぶか、私がいま経験していることを例にご説明しましょう。

私は約3年前から、実家がある街に住んでいます。
その前に住んでいた場所はけっこう気に入っていて快適だったのですが、HSが「向こうに戻れ、戻れ」というので、泣く泣く帰ってきました。
本当に文字通り、泣きながら荷造りをして戻ってきました。

現実的な「戻った理由」は、両親が年老いてきて、特に父親に認知症疑惑が浮上したものの、母はなすすべがないどころか、ボケてきた父を責めるばかりで症状を悪化させているっぽかったから。よくわからないけど「親が共倒れ」という災難は困るぞと、近くで様子を伺うことにしたわけです。

私と両親の間には長い間、葛藤が存在し、母は今でいう「毒親」でした。一方、父は「見て見ぬふり族/自分を守ることで必死族」だったため助けてはくれず、私は社会人になると逃げるように親元を離れ、その後も関係が修復されることはありませんでした。

なぜなら、母が思い通りにならない娘への腹いせとして、あれこれ画策し、私を実家からも親族からも排除して、戻れる場所を奪ったからです。実家を離れてからも嫌がらせは続きました。
詳細はここには書きませんが、話したらきっとほとんどの人が「ひどい」と言うのではないかと思います。

そんなわけで私には、両親に対しての深い愛情がなく、父が認知症になろうと、両親の生活が崩壊しようと、どうでもいいっちゃいいのですけど、何しろ私は一人っ子。両親に何かあったら、全連絡と面倒事が私にくるわけです。

その面倒事で自分の生活がボロボロになるのは嫌だったので「今のうちに状況を見極めて、必要なら手を打つほうがいい」と、自分に言い聞かせて帰ってきました。

ところが、意外にも激しく抵抗すると思われた母は、むしろ私の帰郷を、ねちねち嫌味を言いながら喜び、だんだん態度を軟化させました。

理由は明白。物理的にも精神的にも時代についていけない免許返納済の夫より、スマホの使い方を教えてくれるし、オンラインのお買い物代行もしてくれるし、たまに作りすぎた料理を持ってきてくれるし、「お父さん、お母さんの嫌がることを強いること自体がハラスメントやねん」と、依頼心が強いのに偉そうな頑固ジジイに物申してくれる娘の方が、よっほど頼りになるからです。

父は父で、妻が自分を否定し、支配的なことを言い始めると、高らかに歌い出して空気を変えたり、合理的な意見で母を黙らせる娘がやってくることで、本来の陽気さ(脳天気とも言う)と明晰さを取り戻し、認知症疑惑は消えつつあります。
認知症ではなく、配偶者に否定され続けることによる鬱だった気がするな。。。

それ以外にも、昭和そのものでスーパーのレベルが低い街にうんざりした私が、鮮魚と生鮮食料品に強いスーパーに出店要請のメールを送ってから9ヶ月後に、ほんとにそのスーパーが街の実家側エリアに出店してくれたため、両親のお買い物と食事情は大幅に改善されました。

母は娘のテイクアウト飯を見て、コロナ禍以降、市内飲食店がテイクアウトを始めたことを“初めて”知り、調子が悪い時はテイクアウトで済ます…という、現役世代には当たり前の「自分の労り方」も取り入れた模様。

体力の衰えをカバーするために、私と一緒に針の名医に通うようになった父は、みるみる健康を取り戻しーー頑固ジジイも針の名医の言うことは聞くーー最近は片手の麻痺を改善すべく「シルバーリハビリ体操」に通いながら、家で握力トレーニングの器具をニギニギするようになって絶好調。大学病院の主治医を、次回診察時に驚かせるのだそうです。なんだそりゃ。
アシスト付き自転車も買って、10キロぐらいなら平気で走り回ってます。

そんな父が元気なうちに、実家の庭の「足腰が弱った年寄りが雨の日に滑って転びそうなスロープ」を補修したいので、私は近いうちに父をホームセンターに連れていくつもり。骨折とかされたら、それこそ介護スタートだから、今のうちに「望まない可能性の芽」を詰んでしまうのだ!

と、私がいま両親に対してしていることは全て「寿命のギリギリまで自立して生きてもらって、私に面倒事が回ってこないようにするための施策」であって「愛おしい両親への親孝行」ではないのだけど、結果的に親孝行になっていてちょっとムカつきます。

しかしながら、私は私で、猫好きな両親に猫を預かってもらって、あちこち遠出できるようになったのは嬉しい。猫も最恵国待遇で迎えてもらえる、執事付きの別荘を得た。
また、私のドタバタな暮らしぶりをそのまま見せることで、語らずして彼らに「娘に介護してもらうのは無理だと思ってたけど、やっぱり無理だな」と、悟らせたようです。

彼らは今、免許を返納した後の交通手段などを検討しながら、最後まで二人で生きられるように励まし合っているみたい。

こんな感じで、結局はハイヤーセルフのガイダンスに従って、戻ってきて良かったわけです。

こじれにこじれて絡まった私と母の糸が解けるとしたら、ハイヤーセルフが「戻れ」と言ってくれたあの時。つまり、両親が心身共に弱っていたタイミングだったのだと思います。

びっくり…いえ、信じられないほどすんなり交流が復活したんですよね。
私という第三者が入ることで、父と母の間に横たわっていた課題も浮き彫りになり、二人は少しずつそれに手をつけていっているように見えます。

私はと言うと、久しぶりに家族っぽく関わった彼らのことを好きかというと、やっぱり微妙で、深い話をしたいとも思わないし、それができる相手でもないのを再確認しましたが……そこはもういいかな。もはや、関心がないです(笑)。
最大限、自立して二人で生きてってくれれば十分。私は私の人生を作っていくので、あなた方はあなた方で頑張ってね!

そんなこんなで、いろいろと実家問題が落ち着いてきました。そろそろ私も、自分の人生の次の段階を始めようと思っております。

•••••••••

はい。
このように、葛藤が強いことほど、エゴが考える最適解と、ハイヤーセルフが考える最適解は違っていたりします。

そして、ハイヤーセルフの言う「最善な形」は、エゴが考えるそれを遥かに上回り、まるっといろんなことがうまくいくのです。面白いでしょう?

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フランチェスカ・レオーネ・モリモト
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