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避けられる苦労は避けていい

「若い時の苦労は買ってでもせよ」というフレーズがありますが、私はしなくていい苦労はパスしていいと思ってます。

私たちの人生は「経験して、気づいて、学んで、どんどん軽やかになっていく魂の旅」なので、各種の苦労は学びたい何かがあるからこそ、経験するようです。

ということはよ。必要なことをさっさと学びさえすれば、苦労する必要ないじゃんね!

私は子供の頃からそう思っていて、常識だか慣習だか知らないけど、まるで意味が分からん謎な「社会の苦労ルール」を、穏便にスルーする方法を常に考えながら生きてきました(笑)。

で、実体験といろんな人のお話から、実際に適切なタイミングで、必要なことに気づいて、学んで、考え方や行動を変えられたら、人生すごろくに予め設定されている苦労をパスしたり、最小バージョンで経験して、先に進むことができると、今は確信しています。

そんなに体力がある方ではないし、ホロスコープが示すとおりに合理的な性格なので、さんざん苦労してようやく1つクリア……またまた苦労して、やっと2つ目……なんてやっていたら、今生でやろうとしてきたことが終わらないうちに死んじゃうよね?それは嫌だな、と思いまして。

私は優れた先達の教えを学ぶのが好きで、星の動きも、ハイヤーセルフやガイドのガイダンスも頼りにしていますが、それもこれも、学ぶべきことをさっさと学んで進みたいから。やりたいことの方に体力を残しておきたいからです。

例えば、自分の可能性を自由に試したいと思ったら、みんなで腕を組んで誰か一人が抜きんでたり、輝くのを阻止する「閉鎖的なサークル」から抜け出す(影響を受けない)ことが大事ですが、嫉妬心と恐怖心に起因するイジメの仕組みに気づかないと、そこから抜けること自体が難しい。だから、先に仕組みを理解しちゃう方がいいと思うのです。

話がちょっとそれますが、日本が衰退の一途をたどっているエネルギー的要因は、日本社会に深く根付いている嫉妬深さだと思いますよ。足を引っ張りあっているから、みんなで仲良く成長しないのだと思うわ。

そんなわけで、私は「さっさと気づいて苦労はスルーしよう派」です。
しかし、世の中には苦労をフルコースで経験しないと学ばないタイプの人もいます。

魂の年齢が若い……と言うのかな? 積極的に「苦しみも全部経験したい!」魂の方。

この方たちは人から教わるのではなく、自分の経験から答えを導き出したいタイプゆえに苦労が多くなりますが、魂的にはそれで本望らしい。


それでね……最近、私はちょっと落ち込んでいました。
なぜかというと、割と近しい人がその「あえて苦労するタイプ」と分かってしまったから。

具体的に言うと「今、気づくポイントだよ!」ってところで気づかず、傍目にも今後の苦労が明白な道にズルズル……と行きつつあるのです。

相手のプライドを傷つけないように、踏み込みすぎないように、やんわり「マズくない?」と言ってみたのだけど、感情的になっている本人には届かないようで……。

てかさあ、あなた、これ何度も繰り返してるよね?
数年前より事態は悪化してるって気づいてる?

と、ホントは言いたい!しかし、これ以上言うと、うっとおしがられるだけだから言いません。あーあ。

私はその人のチャートを見ているため、今のうちに気づいて直しておかないと、5年後ぐらいから大変だよ!ということも知っていて(それも昔、言ったはず!)、本人じゃないのにガックリしています。

人生の青写真には「今回の人生でこういう経験をします」とだいたいの行程が書いてあるのですが、課題をクリアしてしまえば、経験を望ましい方に選び直すことができるのですよ。

だけど、どうやら、その人は苦労も体験したい魂らしい。
そんなの本人の自由だから、ほおっておけばいいのだけど、私はその友人のことが好きで、苦しい思いはしてほしくないので、自分のことではないのに溜息をついています。

でも、これこそ私の勝手な期待で、執着なんですよねー。
本人にとっては、苦労こそアドレナリンが出まくる喜びなのかもしれないもんねー。

今日、この話をした別の友人から「愛をもって見守れ。自分で切り抜けられると信じてあげろ」と言われて、それはまさにハイヤーセルフの愛だし、今はそれがベストだな…と納得しました。

そう、ハイヤーセルフやガイドは常に私たちのことを信じて見守ってくれています。だから、最速ショートカットでたどり着こうが、苦労の末にたどり着こうが、結局、向かっているゴールはみんな一緒なのです。

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フランチェスカ・レオーネ・モリモト
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