エトワール任命ラッシュ!3月で3人のエトワールが誕生!
Bonjour ☀️ Cela fait longtemps mais je suis de retour !
みなさん、こんにちは。
France Ballet Academyのharukaです。
最近投稿が途絶えておりましたが、これから少しづつ再開していきます!
2022年にパリ・オペラ座バレエ団エトワールだったオーレリ・デュポンが芸術監督を辞任し、同じくパリ・オペラ座バレエ団エトワールだったジョゼ・マルティネズが芸術監督に就任して、約4ヶ月。すでに3人もの新星エトワールが誕生!1ヶ月で3人ものエトワールが誕生するのは史上初では・・・?
ということで、パリ・オペラ座バレエ団の芸術監督交代から3人のエトワールの誕生までを振り返っていきたいと思います!
オーレリ・デュポンの退任〜ジョゼ・マルティネズの就任
パリ・オペラ座バレエ団元エトワールのオーレリ・デュポンが花形ダンサーから芸術監督に就任したのが2016年。海外の振付家を招いたり、コンテンポラリーな要素を多く取り入れたりと新たな試みをしてきたオーレリ・デュポンですが、2022年に辞任を発表。そしてその後を継いだのが、同じパリ・オペラ座バレエ団元エトワールのジョゼ・マルティネズ。2022年12月から芸術監督に就任しました。
ジョゼ・マルティネズが就任して、約4ヶ月。すでに3人のダンサーがエトワール任命されました。誕生した新星エトワールは、以下3名のダンサーです。
1人目のエトワール : Hanna O'Neil
1人目のエトワールはHanna O'Neil(オニール八菜さん)。
3月2日にジョージ・バランシン振り付けの「バレエ・インペリアル」を踊ったのち、エトワールに任命されました。
オニール八菜さんは日本の東京生まれ。日本出身のダンサーでは初のエトワールということになります。
2人目のエトワール : Marc Moreau
2人目のエトワールはMarc Moreau(マルク・モローさん)。
オニール八菜さんと同様、3月2日にジョージ・バランシン振り付けの「バレエ・インペリアル」を踊ったのち、エトワールに任命されました。
複数のダンサーが同時にエトワールに任命されるのは滅多にありません。現地で感動を肌で感じられた観客の皆様はとてもラッキーですね!
3人目のエトワール : Guillaume Diop
3人目のエトワールはGuillaume Diop(ギヨーム・ディオップさん)。
3月11日にバレエ団の韓国ツアー中にて、「ジゼル」を踊ったのち、エトワールに任命されました。
ギヨーム・ディオップさんは2023年にスジェに昇格したばかり。飛び級で初のアフリカ系エトワールに任命されました。(パリ・オペラ座バレエ団の階級についてはこちらのブログをご覧ください)
まとめ : 3人のエトワール誕生からみるオペラ座の未来(考察)
以上、パリ・オペラ座バレエ団の芸術監督交代から3人のエトワールの誕生までを振り返ってみました。
私はパリ・オペラ座バレエ団に出会った10歳の時からいわゆる「追っかけ」(笑)をしていますが、2021年には韓国出身のダンサーが初のアジア人エトワールに任命され、今回も日本出身のダンサーやアフリカ系のダンサーが任命されたりと、バレエ団の風潮が変わってきたように感じます。
これまでパリ・オペラ座バレエ団はフランス人しか入団できない孤高なイメージが強くありましたが、今後は多様性に満ちたバレエ団に育っていくのではないかなと、個人的には感じているところです。
誕生した新星エトワールの3人の活躍も含め、今後パリ・オペラ座バレエ団がどのような進化を遂げていくのが目が離せませんね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
次の記事もぜひお楽しみに♪