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【からまる毎日のほぐし方】お金の使い方にも軸と優先度持とうぜという話

先日のnoteで尾石晴さんの新著『からまる毎日のほぐし方』(以下:からまる本)を読んで、安定に動き続けるには日々の挑戦が必要だという話をしました。

今回はまた別の章である、お金に絡まるという章を読んで思ったことをお話します。

どうお金を使って幸せになれるかは私と君とで違う


からまる本の中で筆者である晴さんが、若い頃のボーナスで高級ブランド時計を買ったエピソードが紹介されていました。ただ晴さんが今になってから思い返すと、その高級ブランド時計は決して晴さんが欲しかったものではなく、周りの価値観に流されて買ってしまったものだったと回顧されています。

このように周りに流されてお金を使ってしまうことって私も身に覚えがありますし皆さんもきっとあるのではないでしょうか。ちなみに私の場合は独身時代の飲み会には誘われたら基本行くというスタンスだったため、行かなければよかったなと後悔している飲み会が多数あります。

お金の使い方はみんなと同じように費やせば満足となるものではなく、どう使えば満足に思えるか・幸せに思えるかっていう軸は人によって違うと思うのです。

例えば私がお金を使って満足に感じることの一つに旅行があります。
私はどうやら非日常的な環境に身を置いて普段との変化や差分を楽しむのが好きな性格のようで、あまり混雑していない場所という条件はつくものの、旅行には遠いところから近いところまで、1ヶ月に1回から2ヶ月に1回ぐらいのスパンで行っています。

このような話を久しぶりに会う知人や親戚に近況報告の一環ですると『旅行にたくさん行けてていいなー』という趣旨のことをよく言われるのです。

よくあるケースとしては、うらやましがられるのと一緒に、旅行なんてなかなか行けない、日々の生活でお金がない、あなたははお金があっていいな、みたいなことを言われます。

確かに我が家には旅行をしやすい要素というのは多数あります。
子供も一人ですし、もう小学生なので身の回りのことは自分でやってくれます。また、みんな健康体なので特定の移動が困難というものも特にありません。さらに実家や義理の両親の介護もまだないので、自分たちの都合で予定を組んで動けるのは大きいです。

でもちょっと待てよと。その羨ましがってくる人とは違って我が家は賃貸住宅。購入予定も今のところまだなく、車もカーシェアリングで賄っているのでマイカーはありません。

おそらくほかの人は不動産や車を持つことで便利、これが嬉しいということでお金を費やしていると思うのですが、我が家の場合は少なくとも現時点ではそれらは優先度高くないねということで、それらを所有していません。車や家をもっていない『不便さ・不快さ』と引き換えにして旅行にお金を費やせるというところです。

もちろん理想を言えば広くて綺麗なおうちもあって、素敵な車もあって、それで好きなタイミングで旅行に行ける生活が一番嬉しいですが、残念ながら我が家含めて大半のご家庭のお金は有限だと思うので、自分の優先度をつけて使っていくしかないんですよね。

我が家では家や車を持たず、固定費が軽く済むので旅行にお金を費やしてというメリハリをつけながら生活しているので、あなたばっかり旅行にたくさん行ってるのズルいみたいに言われるのはなんか違うよなあと思ってしまいました。

よそはよそ、ウチはウチとは使い古された言葉ではあるのですが、お金の使い道に関してはよそ(他人)のお宅と自分の家(自分)とで使い道の軸は全然違うものと認識していないと、変に周囲から影響されてお金を浪費したり、無駄に羨ましくネガティブに思えたりといったことが起こります。

何にお金を使えば自分が喜ぶのか、優先度をつけながらお金と向き合う必要があるのではないでしょうか。

それではまた!

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KASHIWA@マイノリティキャリア
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